内容説明
ヨーロッパ的価値の源泉といわれる古代ギリシア・ローマ文明。この両文明の内的構造を共同体、国家、奴隷制、軍隊、宗教、周辺世界、家族生活、女性、性意識、生活文化など多角的な視点から対比させ、その全体像を実証的に構築しようとする、わが国初めての共同研究の成果。
目次
第1章 総説日本人の世界史像におけるギリシアとローマ
第2章 ポリスとキウィタス
第3章 帝国支配とそのイデオロギー
第4章 農業と土地制度
第5章 政治と軍制
第6章 市民の生活と意識
第7章 奴隷制
第8章 宗教
第9章 周辺地域