出版社内容情報
ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の三冠に輝いた表題作をはじめ、伝説のアフリカ系アメリカ人SF作家の名短篇集が待望の邦訳。
内容説明
強大な力と高い知性を持つ節足生物「トリク」が支配する地で、トリクの保護を受けて暮らす人間たち。人間は、トリクの卵を男性の体内に宿し、育て上げるという役割を担っていた―。究極の男性妊娠小説である表題作から集大成まで異星人・伝染病・生殖etc.をめぐり宿命と光を描いた、ジャネル・モネイ、N・K・ジェミシンらが崇拝する伝説的SF作家の代表作。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、三冠受賞!
著者等紹介
バトラー,オクテイヴィア・E.[バトラー,オクテイヴィアE.] [Butler,Octavia E.]
1947年生まれ。アメリカのSF作家。「血を分けた子ども」でネビュラ賞、ヒューゴー賞、ローカス賞(いずれも中篇小説部門)を、「話す音」でヒューゴー賞(短編部門)を、Parable of the Talentsでネビュラ賞(長編部門)を受賞。95年にSF作家として初めてマッカーサー賞(天才賞)を、2000年にPEN生涯功労賞を受賞。ベストセラーとなった長編『キンドレッド』(風呂本惇子・岡地尚弘訳、河出文庫)のほか、シリーズ「Patternist」、「Xenogenesis」、「Parable」がある。06年没
藤井光[フジイヒカル]
1980年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。東京大学文学部准教授。訳書にアンソニー・ドーア『すべての見えない光』(第三回日本翻訳大賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
ずっきん
(C17H26O4)
Vakira
ヘラジカ