周作人自伝

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周作人自伝

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  • サイズ B5判/ページ数 568p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309208541
  • NDC分類 920.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報

兄・魯迅に比肩する知日派文人作家による自伝文学の最高峰。日中の文学・政治に対する深い洞察に満ちた第一級史料、初の邦訳。

内容説明

「お話を聞かせてください」と人に請われるまま、いくつか話したが、どれもみな何の変哲もない、ものの道理である。魯迅をはじめとする家族の思い出、紹興、南京、北京などの生活諸相、日本の衣食住や日露戦争前後の文化史的考察、科挙や北京大学での研究にまつわるエピソード、世界文学や日本文学との関わりなど、深い洞察に裏打ちされた香気あふれる散文集。

目次

ことのおこり
老人の転生
嵐の前後
避難
娯園について

三味書屋
父の病気
錬度
杭州〔ほか〕

著者等紹介

周作人[シュウサクジン]
1885年中国・浙江省紹興生まれ。随筆家・翻訳家。1906年、兄・魯迅とともに日本に留学。1911年の辛亥革命後帰国し、北京大学教授を務める傍ら、新しい文学運動に関わり、随筆や評論、日本文学やギリシャ文学の翻訳など、多彩な活動を続ける。第二次大戦後、日本に協力したかどで下獄、後に釈放される。おもな著書に『雨天の記』『魯迅の故家』など。翻訳に『古事記』『枕草子』など。1967年没

劉岸偉[リュウガンイ]
1957年北京生まれ。81年、北京外国語大学卒業。北京大学大学院東方言語文学系を経て来日。89年、東京大学大学院総合文化研究科比較文学・比較文化博士課程修了。学術博士(東京大学)。札幌大学助教授を経て、2003年より東京工業大学教授。現在は東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。著書に、『東洋人の悲哀―周作人と日本』(サントリー学芸賞、河出書房新社、1991年)、『明末の文人李卓吾―中国にとって思想とは何か』(中公新書、1994年)、『小泉八雲と近代中国』(島田謹二記念学藝賞、岩波書店、2004年)、『周作人伝―ある知日派文人の精神史』(和辻哲郎文化賞、ミネルヴァ書房、2011年)などがある

井田進也[イダシンヤ]
1938年生まれ。比較思想史研究家。大妻女子大学名誉教授。『中江兆民全集』(岩波書店)の編集者の一人。文学博士。福澤研究センター客員所員。2016年没。叙従四位、瑞宝小綬章追贈(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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