出版社内容情報
イギリス史の深い理解とともに作品の背景にある史実や風俗を読み解き、その真の意図に迫る、初の歴史研究者による新訳!
内容説明
戯曲に込められた「真実」を初めて解き明かす新訳。作品の背景にある事件や世相、風俗、体制批判を読み解き、オックスフォード英語辞典による原文の正しい意味を徹底的に検証。故蜷川幸雄氏より「新しい見解を発信する勇気を失わないように」と激励を受け続けた訳者により、シェイクスピアが生きた時代と作品の本質がいきいきと甦る。
著者等紹介
シェイクスピア,ウィリアム[シェイクスピア,ウィリアム] [Shakespeare,William]
1564年ストラトフォード・オン・エイボンに生まれる。20歳頃から役者として活動した後、座付作家に。「四大悲劇」など約37編の劇作を創作。現在でも、世界でもっとも著名な文学者のひとり。1616年没
石井美樹子[イシイミキコ]
ケンブリッジ大学専任講師を経て神奈川大学名誉教授。津田塾大学大学院博士課程修了。1974‐78年、ケンブリッジ大学大学院で中世英文学・演劇を専攻。イギリス史を中心に執筆・翻訳活動を行っている。文学博士
横山千晶[ヨコヤマチアキ]
慶應義塾大学教授。専門は19世紀イギリス文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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