モダンラブ いくつもの出会い、とっておきの恋―ニューヨーク・タイムズ掲載の本当にあった21の物語

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モダンラブ いくつもの出会い、とっておきの恋―ニューヨーク・タイムズ掲載の本当にあった21の物語

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  • サイズ 46判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309208060
  • NDC分類 152.1
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ニューヨーク・タイムズの人気コラム。恋愛だけではない広義の「愛」について、ユーモアやペーソスを交えた正直なエピソードが魅力。

内容説明

偶然の出会い、マッチングアプリ、失恋、LGBT、永遠の別れ、新たな恋―今の時代の「愛」が見え、実話ゆえのほろ苦さも感じさせる、大人のための珠玉の一冊。

目次

どこかで誰かと(ドアマンは私の特別な人;職なし、彼氏なしの私が出会った本当の私;ありのままの私を受け止めて ほか)
恋は難しい(失恋男とフライドチキン;既読スルー;大胆で勇敢な女 ほか)
あなたが大好き(心の望むままに;彼があなたにそれほど気がなくても大丈夫;レースの終盤は甘やかに ほか)

著者等紹介

ジョーンズ,ダニエル[ジョーンズ,ダニエル] [Jones,Daniel]
2004年に「ニューヨーク・タイムズ」で始まったコラム「モダンラブ」の創設時からの編集者である。毎週配信される「モダンラブ」のポッドキャストにも登場し、アマゾン・スタジオ制作のドラマ「モダン・ラブ―今日もNYの街角で」では顧問プロデューサーを務める。マサチューセッツ州ノーサンプトンとニューヨークシティで暮らしている

桑原洋子[クワハラヨウコ]
翻訳家。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アン

98
ニューヨーク・タイムズに掲載された「愛」に纏わる様々な体験に基づいた物語。一人暮らしの女性を見守る「ドアマンは私の特別な人」、カップルの再会のきっかけとなる「おせっかいなジャーナリスト」、旅立つ妻の心からのプレゼント「あなたはきっと、私の夫と結婚したくなる」など21篇。友人、恋人、夫婦、親子など関係性は様々、愛の色もかたちもそれぞれ。不思議な巡り合わせ、自尊心と怯え、困惑と希望、孤独と勇気…。綺麗事ばかりではないですが、やはり心に愛のある人生を送りたいなとしみじみ。大人たちの幸せを見つめた素敵な一冊。 2021/02/22

buchipanda3

98
ニューヨークタイムズ紙のコラム「モダンラブ」に掲載されたエッセイを集めたもの。その名の通りラブストーリーを21篇。実体験が元になっているらしく、どれも人間味が感じられる話ばかりで面白く読めた。文章も洗練されていて、一篇が短いので読み易い。内容も様々な関係が描かれている。恋人との関係、それを見守る人との関係、失恋した者同士など。恋愛する自分と冷静に向き合うのは大変というのが分かる話も多い。「既読スルー」とか誰でも陥りそう。どの話も良いが、相手への思いから自身を見つける「あなたが大好き」の章が特に良かった。2020/11/15

masa

64
ジョン・カーニーの音楽映画が好きで、監督で選んで観たドラマがとても良かった。映像後に書籍は個人的には珍しいパターン。本格的なラブストーリーが新聞記事だとはニューヨーク街の懐の深さよ。超絶な小節を壮絶な小説を調節よりSay Yesを。でかい・ふかい・こわい・とかい・きらい・つらい・くらい・せかい・りかい・しない・ぼくが・うたい・はかい・ヤバい・ゆかい・もらい・わらい・たかい・ひろい・スカイ・きみが・いない・いたい・みらい・きみと・いきて・いたい・みたい。パンチライン感じRide On Beat。そんな物語。2020/12/29

ヘラジカ

63
世の中には恋愛が溢れていて、その大半がうまくいかないということにとても元気付けられた。どの物語もネガティブな共感だけではなく、「だからこそ人生は面白いんだ」と思わせるようなものがあるのも良い。実際にニューヨーク・タイムズに掲載されていただけあって、作られた物語ではないのに、どの話もすごく読ませるし面白い。大半はプロの書き手なので優れた短編のように出来の良いエッセイもあった。一編一編読み終えるたびに前向きな気持ちを貰える素敵な本。もう一度人を好きになる気持ちを味わってみたいと思ってしまった。2020/10/26

さっとる◎

40
こんなにたくさん人がいて、そのことにうんざりするのに、こんなにたくさんの人の数より愛の数はもっとずっと多くって、それって何か大変によいことに思われる。それだけで世界が好きになってしまいそうだよ。灰色の日常に、大好きな音をスピーカーから流しこんだら色がついたんだ。もう死んでしまったその大好きなアーティストの鮮やかな音を、大好きなひとは「音彩」って呼んだ。愛だけが世界に色をつけるね。そして世界は愛でいっぱいだ。Love is all?うん、でもちょっと違う。何となく、そうAll is loveだ。極彩に沈め。2020/12/30

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