出版社内容情報
女として生きる先にはいつも困難が待ち受けている。ベストセラー『バッド・フェミニスト』のロクサーヌ・ゲイが描く、21の物語。
ロクサーヌ・ゲイ[ゲイ,R]
著・文・その他
小澤 英実[オザワエイミ]
翻訳
上田 麻由子[ウエダ マユコ]
翻訳
内容説明
幼い頃に誘拐され監禁された過去を持つ姉妹。彼女たちの人生は続く(「ついていく」)夫がときどき双子の兄と入れ替わっているのを知っている妻(「カインの徴」)ふしだらな女、不感症の女、いかれた女…哀しく美しいそれぞれの女たち(「むずかしい女たち」)女版ファイト・クラブを夜な夜な開催する私と親友のテイト(「赤ん坊の腕」)男しかいない職場で疲弊する私が出逢ったのは(「ノース・カントリー」)人生を犠牲にしてきたハナは、親友であり愛し合っているローラと家を出る(「どんなふうに」)私の忘れられない記憶をゆっくりと癒やしてくれたあなた(「ほかの神々」)他、これまで見ないふりをされてきた、女の傷と痛みに寄り添う21編。
著者等紹介
ゲイ,ロクサーヌ[ゲイ,ロクサーヌ] [Gay,Roxane]
1974年ネブラスカ州生まれ。ハイチにルーツを持つ作家・大学教授。「ニューヨーク・タイムズ」等にエッセイを多数寄稿、独自の視点でフェミニズムを考察した初エッセイ集『バッド・フェミニスト』(2014)がベストセラーとなり、一躍オピニオンリーダーとなる。小説家としても評価が高い
小澤英実[オザワエイミ]
1977年生まれ。アメリカ文学、文芸評論、翻訳家。東京学芸大学准教授
上田麻由子[ウエダマユコ]
アメリカ文学、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケイ
marumo
ひとみ
インフルエンザ未遂(田仲風太)
chiro