ぼくは原始人になった

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309207209
  • NDC分類 936
  • Cコード C0097

出版社内容情報

腰布とサンダルというスタイルで狩猟採集生活を始め、荒野を走って過ごすことで知った、人間の驚異的な生命力と人生のすばらしさ!

マット・グレアム[グレアム,マット]
10代から狩猟採集生活を送る冒険家。ディスカバリーチャンネルの人気番組『デュアル・サバイバル(Dual Survival)』に出演し、多くのファンを得ている。

ジョシュ・ヤング[ヤング,ジョシュ]
エンターテインメント、スポーツ、ビジネス、科学、政治など、多岐にわたるジャンルを手がけるライター。共著のうち5冊がニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインしている。

宇丹 貴代実[ウタン キヨミ]
1963生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。英米文学翻訳家。訳書にバリー『視覚はよみがえる』(筑摩選書)、トルツ『ぼくを創るすべての要素のほんの一部』(武田ランダムハウスジャパン)、ほか多数。

内容説明

腰布にサンダルというスタイルで狩猟採集生活を始め、荒野を走ることで知った、人間の驚異的な生命力と人生のすばらしさ!20年にわたり原始的な狩猟採集生活をおくり、58日間で2700kmを走り、山岳レースで馬と速さを競うなど、数々の驚くべき体験を通して、著者が考え、学んだこととは?大地を信頼し、自然を理解することで得られる心の平穏や健全さとは?大自然と絆を結ぶための20章!

目次

黄金の日の出
ふたつの世界にまたがる
思うがままに行動する
“筋肉頭のマット”
古代の健脚な使者たち
極限まで走る準備
カリフォルニアを走る
馬なみの壮健さ
自分の居場所を見つける
人といかにかかわるか
わが家への長い歩き旅
原始時代のいでたちで歩く
ひとりで過ごす
死の瀬戸際
幻覚とヴィジョンクエスト
冬至から夏至までの旅
サバイバル道具
食べ物と絆を結ぶための狩猟
“シュライバル”を教える
裸足で原野を走る

著者等紹介

グレアム,マット[グレアム,マット] [Graham,Matt]
10代から狩猟採集生活を送る冒険家。ディスカバリーチャンネルの人気番組『デュアル・サバイバル(Dual Survival)』に出演

ヤング,ジョシュ[ヤング,ジョシュ] [Young,Josh]
エンターテインメント、スポーツ、ビジネス、科学、政治など、多岐にわたるジャンルを手がけるライター。共著のうち5冊でニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインしている

宇丹貴代実[ウタンキヨミ]
1963年生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

46
彼は24時間365日、原始人ではなかった(本書を読む限り)。そこに到達したくサバイバルを数ヵ月単位で実践しているという話だ(竪穴住居に五年住んだというキャプションはあったが、その詳細には触れず)。狩猟、採集のワイルドな部分が読めるものだと勝手な想像をしていたが、彼が固執している脚力に関する成績と肉体改造、そして微量のスピリチュアルな記述で構成された内容だ。人間性の覚醒、向上、発達を自然からの恩恵として得る事を理想とし、文明社会と完全に切り離せないにしても、自然と交わっていく事が必要だと彼は説いている。★32017/01/26

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

25
アメリカの青年が文明に頼らないで生きようとする試み。裸足で走って軟骨を鍛え、植物を食べて、狩りをしてリスやネズミを食べる。小動物を捕獲する道具の話。動物の皮をなめして作る服の話。火をおこす話。それでもお金は必要なので時々アドベンチャー教室などでインストラクターをする。楽しそうではあるが、趣味の範囲内ならという感じ。作者は小さな頃からこういう生活に憧れていたということで、実際楽しんでいるのだろうと思う。2017/05/03

HiroNuma7

17
図書館本。20年にわたり原始的な狩猟採集生活を送った男が、自然と向き合い身を委ねた中で、何を思い、そして悟ったこととは何か?などを半自伝的に纏めた本です。アスリートのようなストイックな生き方で、感覚が鋭敏になり、基礎代謝が低くなり、頻繁に食べずに済むようになる著者の体。真夏、真冬だろうと短パン、サンダルのいでたちでサバイバルをする著者には驚くばかりでした。"ひたすら生き延びるだけの状況"を"楽しんで生活できる状況"に変えることをサバイバル用語で”シュライバル”というらしいです。⇒2017/01/27

魚京童!

15
まーこういう人もいると思う。私はここまで身体が丈夫じゃないし。「ぼくは現在人になった」とか「ぼくは大人になった」とかのがあってると思う。「ぼくは都市人になった」でもいいな。都万歳!都市化万歳!これから一緒に自然を破壊しよう!2017/05/09

桔梗屋

6
「自然と共生する」って、口に出して言うのは簡単だけど、ここまで徹するのは…ま、少なくとも現代日本では無理さね。突き抜けちゃうと、憧れることすら不可能。なにしろ、食い物もロクに持たずにモハーベ砂漠やグランドキャニオンを動物の皮メインの装備で乗り切っちゃう「原始人」ぶりだし。たいていの人間は、これやったら簡単に自然に帰ってまうわ、別な意味で。「自然界には病原菌はいない。だから病気にならない」とか、完全にトンデモだし。でも、それら全部差し引いて、俺にこういう生活態度とかを強要しないなら、たまに話すのは楽しそう。2017/03/19

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