出版社内容情報
「聖女リータの奇蹟に感謝して捧げられた奉納画」という設定で創られた画文集。虚実ないまぜのシュールなナンセンス世界が炸裂!
【著者紹介】
1906-72年。イタリアの作家。幻想的で不条理と不安を暗示する作風は「カフカの再来」と言われる。代表作に『タタール人の砂漠』『七人の死者』『待っていたのは』『スカラ座の恐怖』等がある。
内容説明
沈没する船、不吉な山老人、海の大蛇、空飛ぶクジラ、巨大な化け猫、燃え上がる建物。聖女リータに捧げられた幻の奉納画とは―虚実が分かちがたく絡み合った物語世界を、ペンと絵筆によってあらわしたブッツァーティ最後の傑作。
著者等紹介
ブッツァーティ,ディーノ[ブッツァーティ,ディーノ] [Buzzati,Dino]
1906年、イタリア、ヴェネト州のベッルーノに生まれる。ミラノ大学を卒業後、新聞記者となり、その間に特派員として赴いたアフリカや中近東での体験が小説にも色濃く影響している。1933年、『山のバルナボ』で作家デビュー。1958年、既刊短編や新作を編んだ短編集『六十物語』でストレーガ賞受賞。現代イタリア文学を代表する作家のひとりとされている。「物語」の手段として絵画も多く手がけ、画家としても知られる。1972年、ミラノで死去
中山エツコ[ナカヤマエツコ]
1957年東京生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。ヴェネツィア大学文学部卒業。現在ヴェネツィア大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nuit@積読消化中
(C17H26O4)
harass
NAO
まさむ♪ね