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出版社内容情報
垂直に流れる滝に造られた町、匂い時計、名を持たない住民たち…蠱惑的な島に滞在した〈私〉は、無限に増殖する一冊の本を目にする。
【著者紹介】
1949年プラハ生まれ。作家。1989年に詩集でデビュー以降、チェコ国内の様々な文学賞をはじめ、長篇小説『黄金時代』がAmazon.comのSF・ファンタジー部門で1位を獲得するなど世界的評価も高い。
内容説明
虚構の島をめぐる蠱惑の旅行記、始まりも終わりもない増殖する“本”、連鎖する世界を解き放つ記憶の幻影―物語の極限を比類なき想像力と文学的技法で描く、現代チェコ文学が生んだ異形の大作!
著者等紹介
アイヴァス,ミハル[アイヴァス,ミハル] [Ajvaz,Michal]
1949年、プラハ生まれ。作家、詩人、哲学者。カフカやペルッツなど、プラハの幻想文学の伝統を引き継ぎ、ボルヘスやカルヴィーノのメタ・フィクション的な想像力を発展させた文学世界の表現者として、今、もっとも注目されているチェコ作家のひとり。詩集『ホテル・インターコンチネンタルの殺人』(1989)でデビュー。代表作に、ヤロスラフ・サイフェルト賞受賞作『空虚な街路』(2004)など。2001年に発表された『黄金時代』は、2010年に英訳され、Amazon.com/SF・ファンタジー部門において、東欧作家では異例の一位を獲得した
阿部賢一[アベケンイチ]
1972年、東京都生まれ。東京外国語大学卒業、カレル大学、パリ第4大学に学ぶ。現在、立教大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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