犬と狼のはざまで

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309205977
  • NDC分類 983
  • Cコード C0097

著者等紹介

東海晃久[トウカイアキヒサ]
1971年生まれ。現在、神戸市外国語大学、同志社大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たこやき

2
難解だった。読んだというより文字を追っただけと言ったほうが良かったかも、読み返す気力もない・・・・下の方も書かれてたけど東海晃久さんの脚注とまえがきがなかったら途中で図書館に返却していたと思う。2015/07/22

王天上

2
何が何だかだけど、するする読めるので一晩で読了。「馬鹿たちの学校」ほどわかりやすい面白さは無いと感じた。小説家は食い扶持の心配がなければこういう小説を書きたいのではないだろうかと思ったり。2012/08/17

atomos

2
難解だ。自分より遥かに頭のいい人が、どう読んだか、その人の書評が読みたい。それにしても難解だ。日本語で読める形にしてくれた東海晃久さんに万謝。2012/08/06

ハルトライ

1
こういった、話が脱線につぐ脱線で理解しづらいものになっている、かつ、その中で頭が幻惑する感覚や感じるものを楽しむ小説というのは、別段、珍しいものではない。しかし、この犬と狼のはざまではその「理解できない程度」も「脱線する程度」も他の小説よりずば抜けている。いつの間にやら、山の話から戦場の話になっていたりする。一つ一つの文章も、誰が誰に向けて言っているのか判別がつきにくい。しかし、そうやっていつの間にかぐにゃぐにゃ変わる景色や曖昧なまま浮いている文を浴びることそのものがとても面白い。その曖昧さが面白い。2012/11/07

刳森伸一

0
何だかもうしっちゃかめっちゃかで、再読すれば少しは何とかなりそうだが、その気力が起きないくらいヤラレタ。この小説を称賛する訳者の解説には「言葉が物質だ」などと私には全く理解できないことが書かれており、どうやら本書も私には理解できそうにない。2014/05/14

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