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内容説明
謎の商社・ヒップハルトの正体とは?『猫の書』に隠されたものは?テンベリとシッパルティの兄弟、そして子孫の秘密とは?冒険が進むほどに、すべてがからみあい―ヤングアダルト部門でオランダ最高の文学賞・金のキス賞受賞。
著者等紹介
ホーフィング,イサベル[ホーフィング,イサベル][Hoving,Isabel]
1955年9月、詩人の母親と音楽家で画家の父親のあいだにアムステルダムで生まれる。美術アカデミーを卒業後、アムステルダム大学で文学研究の博士号を取得。現在は、ライデン大学で文学を教えている。『翼のある猫』はデビュー作だが、最も優れたオランダ語のヤングアダルト作品に与えられる「金のキス賞」を受賞、大ベストセラーとなり大きな話題となった
野坂悦子[ノザカエツコ]
翻訳家。特にオランダとベルギーの児童文学紹介に力をそそいでいる。代表作『おじいちゃんわすれないよ』(産経児童出版文化賞大賞、金の星社刊)をはじめ、訳書は100点以上ある
うえだはるみ[ウエダハルミ]
翻訳家。現在、オランダ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LittleLily
2
長かった…。「他人の夢の話ほどつまらないものはない」といいますが、まさにそんな感じのお話でした。長いのに、最後まで世界観がよくわからず。結局ルシーデって何者?哲学的な良い事も言ってたような気がするのですが、肝心のストーリーが盛り上がらない&ノれない。奇妙な世界(夢の中)に落とされて意味不明な展開が続く感じは、『不思議の国のアリス』に似ているなとぼんやり思ったり。二回読めば理解できそうな気はするんですが、もう一度読みたいとは思えないです。2017/12/06
enchan
1
登場人物が多すぎて、また場面の展開が早すぎて、人々の思惑なども多すぎて・・・整理しきれないまま読み終わってしまった。無事に戻ってこられて良かった・・・。2011/07/24
りょうかん
1
夢世界が閉ざされてもとの世界に戻れなくなったヤッシュたち。 元の世界へ戻る為テンペを目指す。 しかし、至る所で生涯が待ち受ける。 無事テンペへたどり着きもとの世界へ戻れるのか!? そして、テンペでヤッシュを待ち受けるものは!? テンベリとシッパルティの兄弟の絆が再び結ばれる時、新たな時が刻みだす。2011/05/29
アッコ
1
帯に惹かれて買ってみたが、物語の背景設定が中途半端なため、よく理解出来なかった。ストーリー自体は興味深いが、たまにある独特の言い回し(例えば「イェリコに続くヤッシェ」など)が意味不明のため気になって仕方がなかった。オランダ人ならすんなり受け入れて読めるのか?私たち日本人には文化が異なるためよくわからないのか?ずっと気になって仕方が無かった。もしそうであれば、もう少し注釈があっても良かったのにと思う。2011/02/13
アレ
1
ぜんぜんはいりこめない2011/02/09