翼のある猫〈上〉

ホーフィング，イサベル【著】〈Ｈｏｖｉｎｇ，Ｉｓａｂｅｌ〉/野坂 悦子/うえだ はるみ【訳】

河出書房新社（2010/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 384p／高さ 20cm
• 商品コード 9784309205557
• NDC分類 949.33
• Cコード C0097

内容説明

時間旅行の秘密を探るため、夢世界“ウマイヤ”に送りだされた少年ヤッシェ。死に別れたはずの双子の妹と出遭い、二人の仲間とともに進み続けるが―ヤングアダルト部門でオランダ最高の文学賞・金のキス賞受賞。

著者等紹介

ホーフィング，イサベル［ホーフィング，イサベル］［Ｈｏｖｉｎｇ，Ｉｓａｂｅｌ］
１９５５年９月、詩人の母親と音楽家で画家の父親のあいだにアムステルダムで生まれる。美術アカデミーを卒業後、アムステルダム大学で文学研究の博士合を取得。現在は、ライデン大学で文学を教えている。『翼のある猫』はデビュー作だが、最も優れたオランダ語のヤングアダルト作品に与えられる「金のキス賞」を受賞、大ベストセラーとなり大きな話題となった

野坂悦子［ノザカエツコ］
翻訳家。特にオランダとベルギーの児童文学紹介に力をそそいでいる。代表作『おじいちゃんわすれないよ』（産経児童出版文化賞大賞、金の星社刊）をはじめ、訳書は１００点以上ある

うえだはるみ［ウエダハルミ］
翻訳家。現在、オランダ在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[LittleLily]

面白い世界観だとは思いますが、ややダレ気味。かと思えば、もうちょっと説明が欲しいなと思うところもチラホラ。ボルスじゃないけど、物語のリズムが掴めませんでした。旅の行程をもうちょっとコンパクトにしてくれたらもっと読みやすかったと思います。このペースでこのページ数の上下巻はちょっとキツい…。まだ全容が明らかになっていないのでなかなかエンジンが掛かりませんが、先の読めないストーリーなのが救いでしょうか。

2017/11/29

[Tae Kufukihara]

題名に惹かれて借りてみた。ファンタジー好きなんだけど…どうもこの本の世界に入り込めない…別世界の風景、音、匂いの描写が足りないせいかな。あと、本題に入るまでが長すぎて読むの止めようかとも思ったし。結末は気になるので、とりあえず下巻まで読んでみるかな～

2011/09/10

[にま]

感想は下巻を読んでから…ですね。 どうもこの世界観に乗り切れないわたし。

2011/03/31

[りょうかん]

真夜中に電話が鳴った・・・。 ヤッシェあてのその電話の内容は、ヒップハルト社からのヘッドハンティングだった。 夢の世界へ旅立ち商売をするヒップハルト社。 しかし、やっしゅが旅立った夢の世界には、生まれた時に死に別れた双子の妹とヤッシュをとりまく陰謀が待っていた。

2011/05/22

[ワカゾー]

ベストセラーなんだから楽しんだ人は多いはず。楽しめなかったのは、年齢のせいか？オランダに関しての基本的な知識が不足してたのかな？

2011/02/26