出版社内容情報
1944年8月。舞台は第二次世界大戦終結直前の、ニューヨーク。「ビートを生み出した殺人事件」を軸に、「作家以前」のケルアックとバロウズが、二人で章ごとに書きつないだ伝説のコラボレーション、ついに邦訳刊行!
内容説明
一九四四年八月。舞台は第二次世界大戦終結直前の、ニューヨーク。「ビートを生み出した殺人事件」として知られるルシアン・カーとデヴィッド・カラマーの事件を軸に、「作家以前」のケルアックとバロウズが、ふたりで章ごとに書きつないだ幻の共作。
著者等紹介
ケルアック,ジャック[ケルアック,ジャック][Kerouac,Jack]
1922‐1969。マサチューセッツ州生まれ。1940年、コロンビア大学に入学してアレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズらと出会う。1957年に『オン・ザ・ロード』刊行、一躍脚光を浴びる。小説を発表し、映画脚本、詩集などさまざまなジャンルで活躍。ビート世代を代表する時代の寵児となった
バロウズ,ウィリアム・S.[バロウズ,ウィリアムS.][Burroughs,William S.]
1914‐1997。ミズーリ州生まれ。1952年にデビュー作『ジャンキー』を発表。1959年に『裸のランチ』を刊行、大きな話題となる。妻殺し、ドラッグ漬け、バイセクシュアルなど、様々な顔を持ち、後年は映画へのカメオ出演も多く、ミュージシャンや映画監督ほかジャンルを超えたアーティストに影響を与え続けた
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年、東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。大手シンクタンクに勤務の一方、幅広い分野で執筆、翻訳を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅はこべ
なる
藤月はな(灯れ松明の火)
南雲吾朗
みみずばれ