内容説明
アフリカの若き俊才、最年少オレンジ賞受賞作家のO・ヘンリー賞受賞作を含む初の短編集。アメリカにわたったナイジェリアの少女のふかい悲しみをみずみずしく綴った表題作ほか、いずれも繊細で心にしみる珠玉の短編全10編。
著者等紹介
アディーチェ,チママンダ・ンゴズィ[アディーチェ,チママンダンゴズィ][Adichie,Chimamanda Ngozi]
1977年、ナイジェリア南部のエヌグで生まれ、大学町スッカで育つ。イボ民族の出身。ナイジェリア大学で短期間、医学と薬学を学び、19歳で奨学金をえて渡米。ドレクセル大学、東コネティカット大学でコミュニケーション学と政治学を学ぶかたわら、次つぎに作品を発表する。ストーリーテラーとしての天賦の才に恵まれ、抜群の知性としなやかな感性で紡ぎだされる物語は、繊細で心にしみると好評を博す。2003年にO・ヘンリー賞、PEN/デイヴィッド・T・K・ウォン短編賞を受賞。その後も数々の賞にノミネートされ、05年コモンウェルス賞を受賞した初長編『パープル・ハイビスカス』につづき、ビアフラ戦争をテーマとした長編『半分のぼった黄色い太陽』は07年オレンジ賞を受賞。「ランドマークとなる小説」と絶賛の嵐をまきおこす。現在はイェール大学に籍をおき、ナイジェリアと米国を往復しながらアフリカ学の博士号を準備中である
くぼたのぞみ[クボタノゾミ]
1950年北海道生まれ。翻訳家、詩人。東京外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どんぐり
metoo
まさむ♪ね
おさむ
かもめ通信