内容説明
お気楽なイギリス人の彼と、生真面目なドイツ人の彼女。新しい家を探して、幸福な家庭を築くはずだったのに、職場抗争に巻き込まれ、でも知らないうちに出世して、いったいどうなってるの。
著者等紹介
ミリントン,ミル[ミリントン,ミル][Millington,Mil]
イギリス生まれの38歳。イギリスの日刊紙『ガーディアン』にコラムThings My Girlfriend and I have Argued Aboutを執筆。それが大人気で、小説が誕生。2002年の「ガーディアン紙の選ぶ今年の新人作家5人」にも選ばれた
岩本正恵[イワモトマサエ]
翻訳家。1964年東京生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業
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感想・レビュー
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ヨー
5
カバーに魅せられて買ったが うーん。 なんか途中で飽きちゃった(^^;2017/06/03
void
2
【★★★☆☆】背表紙の秀逸さww 「僕(=主人公)がウルズラになりたくない理由は、彼女が住む世界があまりに悲惨だからなんだ」「悲惨って、なんで?」トレイシーが訊いた。「あなたがその世界にいることは別にして」(356頁) イギリス人・刹那的その場しのぎな彼と、ドイツ人・ユニークな理論家の彼女との相溢れる口論、そして周りにひしめくのはデフォルメ された変人たち。文化的な差を感じる部分はさほど多くなく、普遍的に笑える感じ。楽しかったよ!2012/09/25
speaklow
1
男性版ブリジット・ジョーンズというか(そっちを読んだ事ないけどな)。表紙がこんなんじゃなかったらもっと売れたのではと思った。2009/03/18
ベック
0
全編、これ笑いに満ちたエピソード満載で、久しぶりに本を読んで声をあげて笑ってしまいました。