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臨死―ラ・トラヴェルセ

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309203485
  • NDC分類 956
  • Cコード C0098

内容説明

フランス現代文学界の第一人者が、死との遭遇という稀有な実体験を自己の全人生との関連でとらえ直し、万人の心を打ってベストセラーとなった傑作、待望の邦訳。

目次

プロローグ(訪問者たち;理性はいつでも正しくはない ほか)
第1部 臨死体験(レア;これは小説ではない ほか)
第2部 第三の力(ほかの人たちの立場になってみることは非常に困難だ;第四の教訓 ほか)
第3部 二度生まれる(何も書かれていない羊皮紙;相対化することを知る ほか)
第4部 六月の朝と夜(何もかもがたいしたことではない;病院を受け入れ、拒む ほか)
結論(カレンについてのもっともな仮説;生命は言葉ではない ほか)

著者等紹介

ラブロ,フィリップ[Labro,Philippe]
フランスの作家。1936年南仏のモントーバンに生まれる。17歳でアメリカに渡り、全米を旅行、ヴァージニア大学で学位を取る。帰国後「フランス・ソワール」「パリ・マッチ」等の新聞、雑誌、テレビでジャーナリストとして活躍。その後、ラジオ局RTLに入社、’82年以降はRTLの経営に参加するかたわら、自らも7本の映画を製作。作家としては’60年以降、ガリマール社を中心に話題作を次々に発表し、現代フランスの中堅作家として高い評価を得ている。特に’90年の「留学生」はアンテラリー賞を受賞してベストセラーになった。本書は初のノンフィクション

長島良三[ナガシマリョウゾウ]
1936年東京生まれ。明治大学仏文学科卒業。早川書房の編集部勤務を経て、フランス文学の翻訳家となる。主な訳書に「メグレ警視シリーズ」「アルセーヌ・ルパン・シリーズ」の他、「留学生」「オペラ座の怪人」などがある
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