ピーター・ビアードの冒険―優雅で野蛮な芸術家の半生

ピーター・ビアードの冒険―優雅で野蛮な芸術家の半生

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309202945
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

カーレン・ブリクセン(「愛と悲しみの果て」原作者)に憧れ、アフリカにやってきた一人の少年がいた―。少年は、以後30年以上をケニヤで過ごし、滅びゆく野生の動物を、アフリカの神秘と大自然の魅力を観察し、写真を超えたドキュメントを撮り続けることになる。彼の名は、ピーター・ビアード。愛するアフリカの環境問題を、60年代からその鮮烈な写真で訴えたヴィジュアル・エコロジスト。ミック・ジャガーをケニヤでもてなすダンディな男。女優、スーパーモデルとの数々の恋愛。画家F・ベーコンが肖像画を描き、映画監督ジョナス・メカスが文章を寄せる「日記作成者」。―彼の魅力をあますことなく語った、初めての本格的評伝。

目次

のんきな送金暮らし
動物好きの少年
陽気な開拓者
アフリカへ
ツァボ
ハーレムが人類の生誕の地になる
日記
最初のトラブル
ホグ・ランチのウォーホル
どんなバカでも一枚の写真くらいは撮れる
最悪の年
野生について、そして感傷の愚かさと(増えつづける)個体数について
雨の中のヌーのように