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内容説明
トロツキー、イサム・ノグチ、ニコラス・マーレイを虜にした、世界的壁画家ディエゴ・リベラの妻フリーダ・カーロ。夫の愛人やジョージア・オキーフらとの同性愛をも噂されたスキャンダラスな熱情は、だが何よりも、絵画に捧げられていた。メキシコ革命の洗礼、瀕死の事故とその後遺症という聖痕…。フリーダは苦痛を描いて生命を伝え、死を描いて豊穣なる大地の再生を祈り続ける。ブルトン、ピカソ、エイゼンシュテインらが熱き称賛を送った、メキシコを代表する画家フリーダの“自画像”を鮮烈に描く。
目次
「私のからだは衰弱そのものだ」
父ヴィルヘルム・カーロ
母マティルデ・カルデロン
両親の結婚
青壁の家
「私はどんなに笑ったことだろう!」
フリーダの誕生をめぐって
「果てしない断末魔の苦しみ…」
子供時代
「思い返してみると、それは恐ろしい午後の…」
メキシコ革命
革命動乱の闘士たち
「狂気の時代だった」
リーベ・フリーダ〔ほか〕