フリーダ・カーロ―太陽を切りとった画家

フリーダ・カーロ―太陽を切りとった画家

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309201634
  • NDC分類 953
  • Cコード C0098

内容説明

トロツキー、イサム・ノグチ、ニコラス・マーレイを虜にした、世界的壁画家ディエゴ・リベラの妻フリーダ・カーロ。夫の愛人やジョージア・オキーフらとの同性愛をも噂されたスキャンダラスな熱情は、だが何よりも、絵画に捧げられていた。メキシコ革命の洗礼、瀕死の事故とその後遺症という聖痕…。フリーダは苦痛を描いて生命を伝え、死を描いて豊穣なる大地の再生を祈り続ける。ブルトン、ピカソ、エイゼンシュテインらが熱き称賛を送った、メキシコを代表する画家フリーダの“自画像”を鮮烈に描く。

目次

「私のからだは衰弱そのものだ」
父ヴィルヘルム・カーロ
母マティルデ・カルデロン
両親の結婚
青壁の家
「私はどんなに笑ったことだろう!」
フリーダの誕生をめぐって
「果てしない断末魔の苦しみ…」
子供時代
「思い返してみると、それは恐ろしい午後の…」
メキシコ革命
革命動乱の闘士たち
「狂気の時代だった」
リーベ・フリーダ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユーディット

0
自伝のような書き方とあまりに不自然な翻訳が気に入らなかったが、それにしてもフリーダの人生は壮絶。大戦、革命等知ってるようで実感が無いのを再確認した。まさに世界的思想の大転換期、メキシコ革命の申し子とも言えるが、彼女自身の極端な個性と事故によって生み出された芸術作品はいまやリベラよりも有名。当人に会ってみたかったと思わせる人物だ。日本での紹介のされ方が全く政治的背景を描いているのに非常に問題を感じる2013/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/109724
  • ご注意事項