日本人が移民だったころ

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日本人が移民だったころ

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309031224
  • NDC分類 334.51
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。沖縄からパラグアイまで開拓地をめぐり、戦争に翻弄された労働者たちの声を拾い集める、聞き書きルポルタージュの決定版。

内容説明

「生きることを考えなきゃね。朝起きたら朗らかに」札幌、沖縄、そしてパラグアイ―。終戦後、植民地から日本へ引き揚げた家族たちが、開拓やさらなる移住によって辿り着いた場所とは。歴史に翻弄された庶民の「声」を拾い集める、聞き書きルポルタージュの決定版!

目次

父のいない戦後―札幌・平尾富士子さん
台風と格闘した開拓―種子島・中川博司さん
遊水地に拓いた未来―我孫子・玉根康徳さん
PTSDを呼び起こされる戦後―那覇・上原良二さん
死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死―那覇・阿良光雄さん
靖国に祀られた母―札幌・野村武さん
パラグアイからアルゼンチンへ―埼玉・鈴木光さん
除草剤入らなかったらつぶれてた―パラグアイ・フラム 溝際孝市さん
二つの大和村を生きた夫―パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん
移民の子が大使になった―パラグアイ・フラム 田岡功さん

著者等紹介

寺尾紗穂[テラオサホ]
1981年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化コース修士課程修了。2006年にシンガーソングライターとしてミニアルバム『愛し、日々』をリリース。07年にアルバム『御身』でメジャーデビュー。音楽活動のかたわら、ノンフィクションやエッセイを執筆し、文筆家としても活躍中。09年よりビッグイシューサポートライブ「りんりんふぇす」を主催。21年、自身のレーベルとして「こほろぎ舎」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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烟々羅

4
ドキュメンタリーはひとの噂で総論(この本ならば当時の世界情勢とか日本の経済とか、移民に応募するような経済状態の人が当時どれくらい居て増えた原因はなにかなど)を期待して入手すると、一人々々について取材した詳細、各論ばかりであること多いなぁ。 わたしの期待が特殊なのか、噂に絶賛するひとの言い回しがあいまいなのか。各論を読む気分でなかったので今回はホント流し読み2023/09/19

äï

2
事前知識なくいきなり読んでしまったのであまり頭に入ってこなかった。これを機に戦前戦後の移民について調べてみたい。2024/04/13

Humbaba

2
現在の日本は栄えており、少なくとも飢餓に苦しむということはない。それが当然のように感じられる生活が遅れているが、少し歴史をさかのぼればもっと苦しい生活をしている時期もあった。口減らしをするために海外に人を送る。贈られた先は日本人を受け入れる下地などなく、そのような状況で周囲から受け入れられるように打ち解けるのあ並大抵の努力では足りない。2023/12/31

スギちゃん

1
キューピーすりおろしオニオンドレッシングのCMソングを聞いて、声の持ち主を知りたくなりました。調べてみると、まさか多文化共生の本を出している方だとは!特に印象に残ったのはパラグアイ編です。戦後の貧しいさなか、敗戦国の日本人を受け入れてくれたのはわずかな国だけ。手を差しのべてくれたのは南米の国々だったそうです。子供たちを現地に溶け込ませるか、日本の心を守り続けるか。そんな心配をよそに、現地で日本語教師として活躍する人や大使になる人も現れ―—という、南米との絆が再確認できる本でした。2024/04/09

yurara

1
日本人は戦前も戦後もブラジル、パラオ、パラグアイなどなどに行っていたのか!!村ごと移住とか。「一年中常夏ですよ」と都合のよい偽情報を与えられて行ったら寒くてたまらなかったとか。トンボやムカデ、ネズミなども食べるしかなかった貧しい暮らしぶりには驚いた。戦争の苦労もあり、そして戦後も海外で苦労してきた方達がたくさんいたことを初めて知った。貴重な聞き取りはとても読み応えあったが、始めに移民政策の概要をまとめてあったらさらに読みやすく理解が深まったなあと思う。2023/10/26

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