僕の樹には誰もいない

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僕の樹には誰もいない

  • 松村 雄策【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 河出書房新社(2022/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309030777
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

音楽評論家・松村雄策が闘病中にタイトルを決め刊行を進めていた10冊目のエッセイ集。ビートルズをはじめとしたミュージシャンへの思いや、身辺雑記まで収録。

著者情報
1951年東京生まれ。雑誌「ロッキング・オン」創刊に関わり、編集部を経て、歌手デビュー。『UNFINISHED REMEMBERS』他の作品を残し、文筆家として長く活躍。2022年3月12日、永眠。

内容説明

音楽は続く。生きていこう。ビートルズ、ディラン、プロレス、落語、ロッキング・オンetc.松村雄策、最後の12年間の結晶。最新エッセイ集。

目次

1(七〇年目の十二月八日に向けて ほか)
2(エリック・バードンもジャックスも見た ほか)
3(グッド・イヴニング・メモリー・オールモスト・フル ほか)
4(イエス・アイ・アム・エクスペリエンスト ほか)
5(ポールのベストを作ろう ほか)
6(ニール・ヤングの最重要作 ほか)
7(時は流れて ほか)

著者等紹介

松村雄策[マツムラユウサク]
1951年4月12日、東京に生まれる。1966年、ビートルズの来日公演を日本武道館で体験。1972年、雑誌「ロッキング・オン」創刊に関わり、編集部を経てその後歌手デビュー、『UNFINISHED REMEMBERS』などの作品を残し、文筆家として長く活躍。加藤典洋、坪内祐三らに高く評価された。2015年、元ジャックスのメンバー・水橋春夫らによる水橋春夫グループに参加、一時的ではあったが音楽活動に復帰した。2022年3月12日、病気のため永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

28
なんでロッキングオンで出さないのかと思わないではないけど、全集出してくれないかな。ものすごく平易な文章で難しく書けばいいってもんでもないような見本の文章。10冊くらいしか本出してないのかと毎月ロッキングオンで読んでたので、えらく読んでたような気がしてた。飽きっぽくてそこまでのめり込むことがない自分としては、ここまでビートルズ好きなのもすごいと思いつつ少し泣きながら読む。2022/11/02

amanon

12
ああ、松村雄策はもうこの世にいないんだな…と改めて思わされた。一読して、かつて『アビー〜』や『岩石〜』に感じていたコクのようなものが薄れているように思えて、正直食い足りなさを覚える。しかし、自分の年齢への言及や死を意識する記述の割合が多いのに、「ああ、やっぱり…」と気づかされる。とりわけ、体力減退についての記述を読むのが辛い。そして、最後に収められた亡くなる数ヶ月前に出た文章では、これからも書き続けると意志を表明しているのに、せめて後数年は生きていて欲しかったという気になる。さようなら、松村さん。合掌…2022/11/28

タイコウチ

11
今年70歳で亡くなった松村さんが晩年の約10年間に発表した文章を集めたもの。「ロッキング・オン」を読んでいたのは80年代半ば頃までなので、熱心な読者とは言えないが、時間を超えてまったく違和感なく、あの松村さんの気取りや衒いのない音楽話を堪能した。本題に入る前に必ず枕があるのは、落語のスタイルなんですね。むしろ松村さんの近況や思い出を語るその枕の方が面白かったりもする。当然ながら、自らの病気や老いについて語るところは一世代下の我が身につまされるが、情報に溺れず好きな音楽をしっかり聴きておきたいと思わされた。2022/11/13

ウクレレまさあき

8
松村雄策botというTwitterをフォローしてる。彼の言葉が定期的に上がってくる。くすっと笑ったりして。だから、彼が亡くなった感覚は持っていなかった。この本は彼の没後初めてで、念願だった10冊目の本、最後の10年間のエッセイ集。 普通の日常とROCKな尺度の価値基準。いちいち納得で嬉しい気分になる。 「マーク・ボランが亡くなったのは、1977年で、デヴィッド・ボウイが『Low』の頃である。」みたいに。 最後のページで、あぁ亡くなったんだなって、急に実感した。ありがとう。 2023/06/04

CEJZ_

6
1P18行。2022年刊。ある大学の学長は、松村雄策の9冊の著作はすべて所蔵していて読んでいるそうだ。わたしが初めて洋楽雑誌「ロッキング・オン」を買ったのは、忘れもしない1988年9月号だった。当時わたしは10代で、洋楽ロックに興味を持ち始め、いろいろ聴いていく上でRO誌を長らく購読し、影響を大きく受けた。当然、毎号松村雄策の原稿が載っていた。松村雄策の文章は異質というか、なんだかほのぼのしたものだなあと思っていた。でもそれがRO誌や洋楽ロック界隈でかけがえのないものだと、やがて気づいていった。2023/05/17

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