わがままな選択

個数:

わがままな選択

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 02時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309030586
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



横山 拓也[ヨコヤマ タクヤ]
著・文・その他

内容説明

妻の妊娠と、母の再入院。正解のない問いの果てに辿りついた答えとは?2つの命をめぐる葛藤を軽やかに綴った、感動の家族小説。

著者等紹介

横山拓也[ヨコヤマタクヤ]
1977年生まれ。大阪府出身。劇作家、演出家、演劇ユニットiaku代表。2009年『エダニク』で第15回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞。13年『人の気も知らないで』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞受賞。17年吹田市文化功労者表彰、『ハイツブリが飛ぶのを』の脚本で第72回文化庁芸術祭賞新人賞“関西”受賞、18年咲くやこの花賞(大阪市)文芸その他部門受賞。演劇界の次世代を担う新進作家として注目されている。『わがままな選択』が初の小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そら

75
図書館の新刊の中からたまたま手に取った本。ページ数が少なく、何が『わがままな選択』なのかが分からないまま読み始める。稼ぎの良い妻と円満に暮らす夫婦は子供を持たない約束をしていたのに妊娠が発覚する。手術で病魔を克服したかと思いきや、命に関わることとなり延命を希望しない母。それぞれが自分の人生に対して『こうでありたい』と選択することはわがままなのだろうか?新たな命と消えゆく命。少子高齢化と家族との対話を考え、私ならどうするだろう?とふと思った。選択は、結局当事者にしか出来ない。と言うことで、バイにゃー。2022/10/09

よつば🍀

71
最後まで登場人物に共感出来ずもやっとした物が残った。「子供はつくらない」と決めている立河沙都子。子を持つのも持たないのも、その人の人生。自分が決めれば良いと思う。けれど予期せぬ妊娠。夫は父親になりたいと願い二人の話し合いは平行線。妻が子供を持ちたくない理由に悶々とする。夫婦の形も色々あって、正解なんてないとは思うものの彼女に「わがまま」を感じてしまう。そこまで意思が固いのならば何故避妊を徹底しなかったの?とも。ラジオパーソナリティを仕事にし、リスナーの相談に乗る沙都子だが、私ならこの人には相談したくない。2022/09/03

どぶねずみ

44
著者の書いた舞台『多重露光』を鑑賞したので、他の作品を読んでみたくなった。著者は家族の暗い部分を表現するのが得意のようで、舞台パンフレットにも親からの呪縛についての解説があった。自分の人生は自分で決めるものだけど、どうしても子どもは親からの影響なしに成長はできない。親からの洗脳や呪縛があっても親は唯一無二の存在だが、子どもは親を選べない。自分が子どもを持たなかった理由に似ているかな。2023/10/10

R

44
共感しづらい主人公の話で、なかなか入り込めなかった。独特の文体の会話劇だと思ったら、作者が劇作家の人だそうで、そういう脚本のようだと思ったら納得。難しいテーマで、誰が正しいとかいうのではないのはわかってるんだが、それぞれの主張が一方的で、それ故にわがままと題されるんだろうけども、なんだか読んでて疲れてしまった。最終的に明るい感じで終わったような会話なんだけども、まったく共感できないのが、狙ったオチなのか、自分が読めてないだけなのかわからなかった。2022/11/07

広井啓

21
劇作家による初の小説。39歳の静生はファミレスの店長。沙都子と子供を持たない約束で結婚して9年。稼ぎ頭の沙都子が妊娠したらしく、夫婦は産む産まないで揉めるが、自然流産する。弟の綾人はフリーランスのメイキスト。子供が欲しいのに出来ない。母の真寿美は70歳。6年前に夫を亡くした。自身も重い腎臓病なのに人工透析を拒んでいるうちに急死する。趣味の絵手紙で知り合った金沢という恋人が居ることが判明する。綾人夫婦の養子縁組、静生の喫茶店経営。「何者になるか。自分で選びなさい」それぞれが母の遺言通り自らの人生を選び取る。2022/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19890437
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。