出版社内容情報
コロナ禍の今こそ原点に立ち戻り、自分を信じて歩むことから再スタートする。コロナ後の生き方を模索する人々への力強きメッセージ!
内容説明
今こそ原点に立ち返り、一日一日、自分の足許を信じて人生を歩む時!コロナ後の生き方を模索するすべての人々への力強きメッセージ!
目次
第1章 危機と道理―平穏だけを望んで生きることはできない
第2章 清潔志向の行く末―ウイルスを回避しすぎることが本質ではない
第3章 社会的距離の取り方―つながりと孤独、そのさじ加減
第4章 死、別離を恐れない―人は皆、思いを遺して死ぬ
第5章 自力で解決する―社会が決めたルールに同調する必要はない
第6章 失業と生活苦―小さな目的の確かさと豊かさ
第7章 平常心を保つ―動揺は、自らをも破滅させる
第8章 絶望の価値を知る―「自分は不幸」という固定観念をなくす
著者等紹介
曾野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。87年、『湖水誕生』で土木学会著作賞受賞。93年、恩賜賞・日本芸術院賞受賞。95年、日本放送協会放送文化賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞受賞。2003年、文化功労者となる。1995年から2005年まで日本財団会長を務める。2012年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すだち
20
曾野さんの主張は一貫しており、目新しいことはないが時々確認したくなる。極論もあるが、動じない達観した心は持っておきたい。「不幸は財産として溜め込んで肥料とする。うまく行ったら運が良いと喜び、バカなことをしてしまったら蒲団をかぶって寝る。どちらも大差はない」 こんな心持ちでいたい。とはいえ、無駄も噂も流行も人生の楽しみ。ぶれない心とぶれる心、どっちも大事。2021/07/30
sony_vaio_0924@yahoo.co.jp
1
曽野さんほど達観した考えには至れないが、それでもその数%でも自身に取り入れたいと思って読む。 弱い自分を叱って欲しい時、日々の生活の中で迷いがよく出始めた時に読みたくなる処方箋のようなもの。 本著に限らず、どの本でも曽野さんのメッセージは一貫性がある。また3ヶ月後くらいに曽野さんの本を読み、自身の羅針盤にしたい。
らむこ
0
大層なタイトルを掲げているが、内容は中身のないメモ書きであった。2020/12/19