アロハで猟師、はじめました

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アロハで猟師、はじめました

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309028873
  • NDC分類 659
  • Cコード C0095

出版社内容情報

素人猟師が鴨を追いかけ、鹿を捌き、猪と格闘するなかで知った社会と自然のかたち。狩猟から人間の生き方を考える痛快ドキュメント。

内容説明

獣害に苦しむ近隣農家に乞われ始めた猟師生活。野蛮で暴力的だと思っていたその世界は、この社会から“ばっくれて生きる”ための知恵がたくさん詰まっていた。鴨を追いかけ、鹿を捌き、猪と格闘して掴んだ資本主義のカラクリ、生と死の手触り、五感の回復…これからの「世界」と「生きること」をワイルド・サイドから考えた、七転八倒のドキュメント。

目次

第1章 わたしは鉄砲撃ちになった
第2章 特別公開 鴨猟事始めマニュアル
第3章 わたしは肉屋にもなった
第4章 暴力について考えた
第5章 「完全人力田植え」始末記
第6章 わたしは罠師にもなった
第7章 死すべきときに死ね
第8章 善く、生きろ
第9章 わたしは食肉ブローカーにもなりそうだ
終章 ばっくれるための実践的贈与経済

著者等紹介

近藤康太郎[コンドウコウタロウ]
作家、評論家、新聞記者。1963年、東京・渋谷生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

73
2022年最初の一冊はこちら。朝日新聞に掲載されている著者の記事が面白くて読んでみました。そっか、新聞の記事はかなり万人受けするように、楽しく愉快に軽く書かれていたんですね。こちらはもっと主張が強め。狩猟や農作業を通して、日本の資本主義や経済の問題、現代の社会の問題について言及している。カモが交換経済においてかなり万能アイテムだというのに、納得。あくまで贈与。この感覚は大切ですね。うちの周りにも、まだ残っています。この交換社会。あー、前作の田んぼの話も読みたいのに絶版!電子書籍化してほしいです。2022/01/04

おさむ

46
名物朝日新聞記者の猟師体験記、なんて評してはこの本の本質を見誤る。長崎県でのコメつくりから大分県での狩猟生活へ。舞台は変われど、彼がひたすら追求するのはグローバル資本主義に対するオルタナティブ。それはローカル贈与経済だ。かつて岡田斗司夫さんも似た概念を提唱したが、オンラインサロンブームを起こしただけで終わった。他方、近藤さんの提示は実践的で、生きるということに対する哲学的考察は示唆に富んでいる。これまでの著作に比べてギャグやおちゃらけが少ない印象だが、近藤さんもそれだけ歳をとったということなんでしょう。2020/08/19

kubottar

28
渋谷生まれ渋谷育ちのライターが猟師になってみました系の本です。前著で田んぼを耕していたのも面白かったのですが、これもいい!初心者は鴨を撃つのですが、見つけることができないから撃てないって話が面白かった。公園の池にいる鴨とは違い、銃を撃ってもいい山の鴨は、遭遇することすら困難だと知り本当に狩猟なんだなあって感心しました。2020/09/02

あまね

23
朝日新聞の名物記者・近藤康太郎さんのエッセイ。紙面で署名記事を見つけるとテンションが上がり気味で読んでしまう記者さんの1人です。朝日での不定期連載記事で猟師になられたことは存じていましたが、本作では、狩猟免許の取得に始まり猟の大変さ、食べるということ、生きるということ等々を確かな筆力で伝えていらっしゃいます。体験から出る言葉は重く、考え込みながら読む場所も沢山ありました。紙面での記事を楽しみにしている者としては、今後の近藤さんもとても楽しみです。どうぞご健筆を!2020/10/24

慧の本箱

15
近藤氏お初でした。本書のタイトルからの勝手な印象は、もう少し軽いと言うか軽妙な作品かと思いきや、豈図らんやでした。近藤氏曰く「人間は交換によって交感する生物だ」とのこと。2021/06/11

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