スパイ関三次郎事件―戦後最北端謀略戦

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スパイ関三次郎事件―戦後最北端謀略戦

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309028798
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

戦後、密入国した男がソ連のスパイとして起訴された事件の真実。膨大な証言によって戦後北海道を舞台にしたスパイ戦の実態を暴く。

内容説明

戦後混乱期の宗谷海峡。ソ連の密入国工作員として裁かれた関三次郎は、実はアメリカCICのスパイであった。死の直前の関が、身を捨てて真相を告発。日米謀略の深層、そして樺太と北海道をつらぬく巨大な闇がここに暴露される。新聞記者であった著者が50年をかけて数百名の取材と膨大な資料をもとに書き上げた迫真の力作。

目次

第1章 宗谷沿岸に現れた挙動不審の男
第2章 オホーツクで真夜中の不審船拿捕
第3章 連結された二つの事件
第4章 混迷する法廷
第5章 関三次郎という男
第6章 CICの影
第7章 宗谷・オホーツクの無法地帯
第8章 関三次郎の告発
終章 戦後謀略事件史

著者等紹介

佐藤哲朗[サトウテツオ]
1939年、旧樺太豊原(現ロシア・サハリン州ユジノサハリンスク)生まれ。元・毎日新聞編集委員。63年、北海道教育大学卒、同年毎日新聞入社。北海道(札幌報道部)、東京(社会部)、名古屋(報道部)に勤務。東京社会部では80年の「早大商学部入試問題漏洩事件」をスクープ、取材グループで新聞協会賞受賞。名古屋本社報道部副部長、東京本社地方部副部長、東京本社編集局編集委員を経て、財団法人「ぼけ予防協会」(現・公益財団法人「認知症予防財団」)常勤理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kawa

28
ソ連のスパイとして有罪判決を受けたサハリンからの日本人引揚者は、米国謀略機関CICの二重スパイだった。戦後冷戦下の宗谷岬とサハリン海域で行われていた驚愕の謀略活動に光を当てる貴重なノンフィクション。著者は本作品を通じて、昨今の安倍一強政権の安全保障策にも危機感を表明する。そのことはともかく、時の権力者には、当時も今もそう変わらない行動原理があるのだろう。そんなことを肝に銘じざるをえない思いで読了。2020/07/10

onepei

2
真相は明らかにはならなかったのだが興味深い2020/07/19

tecchan

0
 元毎日新聞記者である著者が、若き記者時代から気にかけていた事件を50年近くかけて取材し、まとめたもの。昭和20年代北海道宗谷地方を舞台にソ連、そしてアメリカも巻き込み行われていたスパイの暗躍を描いている。2021/12/10

Masayuki Shimura

0
【今だからこそ、宗谷海峡の戦後を問い直す必要を痛感する】(文中より引用)・・・・・国境地帯における人の往来については日本に住んでいるとなかなか実感が湧かないものなのですが、本書が取り上げた一つの事件からその臨場感を知ることができました。事件から半世紀以上が経ていますが、謎を解き明かそうとする著者の熱意が伝わってくる一冊です。2020/09/25

guanben

0
1950年代に発生したスパイ摘発事件。筆者はスパイ防止法を成立させようとする日米によるでっち上げだと指摘。状況証拠としては、確かにそれっぽい。毎日新聞の元記者らしく、これに絡めてアベ政権の批判へという流れになるのだが、国の安全保障と人権とのバランスをどのように捉えているのか、筆者の考えは開陳されず。残念。本書を通して、人権の危機を煽りたいということであれば、一定の成果を上げてはいるのだろうが。2020/08/24

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