出版社内容情報
光明寺・境内にあるお寺カフェ「神谷町オープンテラス」の、あたたかで静かな12か月。心整う仏教エッセイ&季節のスイーツレシピ。
内容説明
お坊さんが作るお菓子とお寺に集う人々のゆるやかな日々を綴ったエッセイ&レシピ集。
目次
卯月(4月)―お菓子作りの原点 わらびもち
皐月(5月)―茶十徳に学ぶ抹茶のチーズケーキ
水無月(6月)―雨の日を美しく彩る あじさい
文月(7月)―ご縁に思いを馳せる黒蜜豆乳タピオカ
葉月(8月)―亡き方に想いを寄せる水ようかん
長月(9月)―お菓子の起源を辿るすだち寒天
神無月(10月)―月の兎と布施の心 芋名月
霜月(11月)―親鸞聖人をしのぶ浮島
師走(12月)―お釈迦様の成道と牛乳 嶺岡豆腐
睦月(1月)―1年の息災を願うぜんざい
如月(2月)―梅の実になぞらえてうめもどき
弥生(3月)―今このときを大切に桜もち
著者等紹介
木原祐健[キハラユウケン]
1978年神奈川県生まれ。浄土真宗本願寺派僧侶。神谷町光明寺所属。寺院内オープンスペース「神谷町オープンテラス」店長としてお寺を訪ねる方と接し、手作りスイーツなどのおもてなしや傾聴活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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円舞曲
6
毎月ごとの和菓子を作ってまったりしたい~2020/07/26
リリウム
5
歴史の重みを感じさせるお寺で、清廉なお坊さんが供してくれる昔ながらの季節感あふれるお菓子たちは、どこか洗練された風貌ものぞかせています。日常のゴタゴタの中でつい尖りがちな精神を落ち着かせてくれそうで、ぜひ訪れてみたいと思いました。2020/11/14
月華
1
図書館 最初に12ヶ月のお菓子のフルカラーの写真。ガラスの器はお姉さん作とのこと。エッセイも優しい雰囲気でした。2020/08/31
Hisatomi Maria Gratia Yuki
1
旧くからの知人の本だが、いい意味で変わっておらず、しかしいい感じに深まっていて、読んでいてホッとする。そして挿絵がどれもこれも可愛らしくファンシー過ぎない。お菓子は寒天好きなので作りたいものがいくつもある。こらからの季節は紫陽花モチーフのものかな。2020/05/21