夢もまた青し―志村の色と言葉

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夢もまた青し―志村の色と言葉

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  • サイズ 46判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309028231
  • NDC分類 753.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人間国宝・志村ふくみ、その魂と思いを受け継ぐ娘の洋子と孫の昌司。個性が響き合いながら未来に繋ぐ思いを語る親子三代の初の著書。

内容説明

染める、織る、祈る。未来に思いをつなぐ、家族三代初の共著。

目次

1章 いろ(色)(色という不思議;植物から「色をいただく」ということ ほか)
2章 は(母)(祖母から母へ、そして娘の私へ;創作の糧となった読書 ほか)
3章 にほ(日本)(東洋の色、西洋の色;藍という日本の色 ほか)
4章 へ(編)(「経」と「緯」が生み出す自己表現;祖母の「暈し」、母の「十字」 ほか)
5章 と(時)(「織」の時間;工芸に流れる「時」 ほか)

著者等紹介

志村ふくみ[シムラフクミ]
1924年生まれ。1990年、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。2015年、文化勲章受章。『一色一生』(大佛次郎賞)、『語りかける花』(日本エッセイスト・クラブ賞)など著書多数

志村洋子[シムラヨウコ]
1949年生まれ。30代で母ふくみの染織の世界に入る。1989年、織物を通して文化や芸術を総合的に学ぶ場「都機工房」を京都・嵯峨に創設

志村昌司[シムラショウジ]
1972年生まれ。京都大学法学研究科博士課程修了。京都大学助手、英国Warwick大学客員研究員を務める。2013年、京都・岡崎に芸術学校「アルスシムラ」を開設。2016年に染織ブランド「アトリエシムラ」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ふう

24
3代4人の言葉で紡がれた織りの世界。今までの、抽象度の高い文章とは異なり、ふくみ先生も洋子先生も極めて平易な言葉で織りの精神性に触れているのが良かった。「沖宮」を身損ねてしまったのが返す返すも残念。2022/09/03

たけはる

10
志村ふくみの展示を見にゆき、会場で思わず購入。お孫さんの文章を読んだのは初めて、また内容も真新しいものがいくつかあり、面白かったです。能「沖宮」見てみたかったなあ……。2020/08/14

Yuko

7
<染めること、織ること、祈ること。人間国宝・志村ふくみ、娘の洋子と孫の昌司。親子三代がそれぞれの個性を響き合わせながら、染織に込める思いを綴る。> 2019年 志村ふくみと娘洋子、孫の昌司、宏の言葉や詩が響き合う。緯糸縦糸のおりなす人生。自然、樹木、蚕、絹糸、手仕事、芸術、哲学についてなど多岐に及ぶ考察もまた藍く青し。 「月の満ち欠けに合わせた藍染」「動植物の魂を写し取る染色」「芸術は哲学、哲学は宇宙」など書き留めた箇所も多数。石牟礼道子と志村ふくみの新作能「沖宮」見たい。 2020/08/14

takakomama

7
ふくみさんと娘の洋子さん、孫の昌司さんと宏さん。3代で染色家という同じ仕事をして、身内であり、同志であり、時には議論を戦わせ、ライバルになることも。それぞれの立場と役割、想いが、経糸と緯糸のように響き合い、調和し合って、一枚の織物を織り上げるようなエッセイ。日本の伝統的な文化や手仕事がこれからも継承されてほしいと思います。2020/07/21

都忘れ

7
志村ふくみさん、娘の洋子さん、孫の昌司・宏さんの共著となる本作は、志村家の染織にかける思いが伝わる一冊であった。何でも安く均一化した商品が手に入る現代に、手仕事で生計を立てる難しさ、それでも、自然から色を頂き、人の手で作り上げようとすることの意味がよく伝わる。ほんの少しだけだが、私も草木染をしているので、彼らの言葉に共感したり、励まされたり、触発されたり、いろんな思いがうずまく読書となった。2019/10/07

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