出版社内容情報
捕虜と兵士をラグビーが結んだ――シドニー、東京、メンフィスを舞台に展開されるラグビーへの愛と平和への祈りをこめた感動作。
内容説明
戦火の時代、オーストラリアにブロウ・イデという日系人ラグビー選手がいた…1986年、クリスマスを前にメンフィスの宅配会社に奇妙な依頼があった。古いラグビーボールをオオイシという所在不明の日本人に届けてほしいというのだ。そのラグビーボールにはある若者をめぐる伝説が秘められていた―オーストラリア日系人ラガーの実話をもとにくり広げられる、誇り高き人々のドラマ。愛と平和の架け橋となった実話をもとに、シドニー、東京、メンフィスを舞台に時空をこえて展開する壮大な感動作。
目次
第1章 ノーザンの疾風
第2章 青春
第3章 トゥィケナムへの道
第4章 おれたちの聖地
第5章 戦場
第6章 バトゥ・リンタン
第7章 さくら&ジャカランダ
第8章 南太平洋の果てに
終章 栄光へのノーサイド
著者等紹介
増田久雄[マスダヒサオ]
早大学院、早大政治経済学部卒業。在学中に石原裕次郎と出会い、大学卒業後石原プロモーションで映画製作に携わる。その後、石原プロの映画製作中止に伴い退社しフリーランスの映画プロデューサーとして活動を開始する。1976年、ドキュメンタリー映画『永遠なる武道』製作のために、自身の会社「プルミエ・インターナショナル」を設立し、次々と話題作を手がける。映画プロデュースの傍ら、映画・舞台の脚本も手がけ、渋谷パルコ劇場、池袋芸術劇場で演劇、ミュージカルも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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