戦後日本を生きた世代は何を残すべきか―われらの持つべき視界と覚悟

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戦後日本を生きた世代は何を残すべきか―われらの持つべき視界と覚悟

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  • サイズ B40判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309028064
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

寺島実郎が佐高信と対談で高齢者が知的に進化することの必要を語り合いながら、自分たちの世代とこれからの世界を語り合う注目の対談

目次

第1章 日米「不平等」同盟の核心
第2章 全体知に立った構想力へ
第3章 「微笑み鬱病」の時代
第4章 石原莞爾と大川周明のアジア
第5章 日本近代史最大の教訓
第6章 「孤独」から「連帯」へ
第7章 戦後日本の矜恃

著者等紹介

寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947年北海道生まれ。(一財)日本総合研究所会長。多摩大学学長

佐高信[サタカマコト]
1945年山形県生まれ。ジャーナリスト、経済評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

18
毎日世の中が良くなっているという実感を日々感じることができた世代の対談。海外にも足を運べるようになったことも大きく、寺島氏は戦前にあった大アジア主義の平和主義版を標榜している。一方、佐高氏は根っからのリベラルな安保法制反対派。どうしても風土や家族、共同体に根差した内容にほぼ触れることなく、アジアの連帯とか、米軍基地を失くす話で盛り上がるので、平成世代な私にとってはファンタジーを聞いているような実態のない対談に感じた。2020/07/18

呼戯人

16
寺島実郎と佐高信の対談本。令和に改元されたところで、昭和20年以降の戦後民主主義の時代を回顧している。佐高信は言う。「私はナショナリストではまったくありませんが、対米関係においては独立国家の主権をはっきりと主張し、アジアに対しては出来る限りナショナリズムを抑制して友好関係を深めるという二次方程式を解かなくてはならないと思っています。」この二次方程式が解けたら、日本が今陥っている窮境を脱出する手立てが見つかるだろうと思う。私もこの二次方程式を解く努力をしてみたい。2019/09/29

ひかりパパ

14
メディアで活躍中の論客の対談本。二人は戦後世代として「戦後初めて、強制のない時代を生きた」ことを次世代に伝えることが自分たちの責任だと考えている。寺島は、民主主義へのこだわりを今こそ発しなければならないメッセージだという。外交面では①過剰同調状態の対米関係の見直し、②アジア諸国との友好関係の構築を指摘する。今日本に跋扈しているのは矮小なナショナリズムで、現政権の視界にアジアがない。アジアを束ねて米国に向き合う「危険性」がないゆえ、米国に御し易い交渉相手である。その点が戦前のナショナリストとの相違。2019/10/16

koheinet608

11
このお二人は、戦後直ぐに生まれた世代である。まだ戦争に負けたという事実が、色濃く社会を支配している一方で、欧米から民主や自由が天から急に降ってきた世代。生活面でも、急速に豊かになっていく世代でもある。 日本が経済的にも社会的にも、 上向きになっていっている時を知っている人間と、 豊かになった後しか知らず、また絶頂期に、 小学校時代を過ごし、それからあれよあれよと言う間に、日本が、経済的に坂を転げ落ち、社会的に、閉塞感が支配するようになっている今を生きている私世代では、時代の認識が当然違うなと。 2019/12/24

May

3
巨匠二人ではあるけれど、2025年を迎えようとしている今頃になってこんなことしてもらってもね。個人として言うのであればまだしも納得出来るかもしれないけれど、団塊の世代として言っておかなければ、やっておかなければ、というのであれば、50年前、少なくとも30年前に何とかしとけよ、と言いたい。今更、我々が、と言われてもね。(今回は辛口)2023/08/13

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