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出版社内容情報
作家デビュー請負人・カリスマ講師がすべて教えます!ミステリーは大穴だ!ミステリーを書くための具体的、実践的なテキストが満載!
鈴木 輝一郎[スズキ キイチロウ]
著・文・その他
目次
第1章 ミステリーはわりとかんたんに書ける(ミステリーとはなにか;どこからをミステリーと呼ぶのか ミステリーに必要なもの ほか)
第2章 ミステリーの書き方 ストーリー編(ミステリーの構造を理解しよう;ミステリーの目的のつくりかた ほか)
第3章 ミステリーの書き方 キャラクター編(キャラクターは「立てる」前に「考え」よう;複式履歴書法 登場人物をつくりこもう ほか)
第4章 ミステリーの書き方 ルール編(ノックスの十戒 聖書のパロディ;ミステリーのルールのエッセンス ほか)
第5章 ミステリーの書き方 ありがちな失敗編(なぜ長編を書きあげられないか どうすれば脱稿できるか;なぜ予選を通過できないのか ほか)
これから―小説家は幸せか
著者等紹介
鈴木輝一郎[スズキキイチロウ]
1960年岐阜県生まれ。日本大学経済学部卒業。91年『情断!』でデビュー。94年『めんどうみてあげるね』で第四七回日本推理作家協会賞受賞。又、主宰する鈴木輝一郎小説講座からは各新人賞受賞者を多数輩出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノンケ女医長
19
有名作家は、確かにインタビューなどで「キャラクターが勝手に動いてくれる」と言います。特に初心者は、そんなことなく、準備不足で、登場人物を作り込まないままであることを指摘している。キャラクターをしっかり考え、履歴書にするとの発想がたいへん、面白く勉強になった。「あなたの物語に就職するように書く」の視点も素晴らしい。いろいろな小説家が、実践されているのだろうか。法律や行政法を学ぶ参考文献まで紹介されている。「本を読みましょう。特に、小説を」とある。読まないで執筆に挑む方々も多くおられるのかなあ。
あられ
13
書くつもりなんて、これっぽっちもありませんが、『めんどうみてあげるね』がたいへんおもしろくて、しばらく追いかけていた作家さんの本だったので、読んでみた。登場人物の履歴書を書くのか、日本語もチェックか、目的、ハードル、達成、ふむふむ。。。何はともあれ書かなければ始まらない。が、「作品が下手くそで死んだヤツはいない」で爆笑! 作家って、書かずにいられないひとがなるのだと思っていたが、なりたいひとがなってもいいのか。←なれるとは限らないが。これ読んで、どう書かれたら、考えて読もうかな、などと、ちらっと思った。2019/05/19
水生クレイモア
7
マストリードがかなり増えたので良い収穫。2020/08/23
あかり
7
図書館本。でも自分でも買おうと思った本。良書。2次創作は設定やキャラクターがしっかり出来ているから話を作りやすい。登場人物の履歴書を書く等、なるほどなぁと納得できる。特に、履歴書のくだりは面白かった。ミステリーが書けるようになると他のジャンルの小説も書けるようになる。着想力と発想力は摩耗する。無から有は生まれない。着想の残高がなくならないように沢山の本を指読む。ミステリーに関係する法律には何々がある等とても分かりやすく書かれている。ここでもやはり中学基礎がための国語を勉強しようと推されていて買おうと思った2019/06/20
ソルト佐藤
6
参考のために読んでみる。ミステリーを書くためのものとはちょっと違う感。謎に対する真摯さがないというか……。面白い話を作ると意味ではまちがっていないと思うのだけれども……。2022/12/03