出版社内容情報
満州に献身し、戦後もロバート・ケネディにベトナム戦争からの撤退を訴えた小澤開作の数奇な生涯を愛情こめて描く評伝小説。
江宮 隆之[エミヤ タカユキ]
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内容説明
山梨の山村にうまれた小澤開作は歯科医となって満洲へ行く。そこで出会った石原莞爾らとともにその地を「理想の国」とすべく奔走するが、その夢は軍部の暴走によって潰えた。しかし戦後もその理想が失われることはなく、それはロバート・ケネディとの面会という思わぬかたちにつながる。俊夫、征爾を育てながら、夢と理想に生きた男の伝説的な生涯。
著者等紹介
江宮隆之[エミヤタカユキ]
1948年生まれ。小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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