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私説 集英社放浪記―「月刊明星」「プレイボーイ」から新書創刊まで

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309027388
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「月刊明星」「週刊プレイボーイ」ほか部署移動を繰り返した、元・集英社新書創刊編集長が語る、出版社ジャーナリズムの黄金時代。

鈴木 耕[スズキコウ]
著・文・その他

内容説明

雑誌ジャーナリズムの黄金時代だったのか?集英社に、36年間在籍、社内各部署を、10回以上にわたって経巡った。週刊・月刊・年刊誌、看板雑誌、創刊即廃刊誌、編集生活の体験から、次代に送る紙つぶて。

目次

序章 青春前史―四畳半物語
第1章 配属は「月刊明星」、どうしよう?
第2章 「月刊PLAYBOY」、原発に頭をぶん殴られた…
第3章 「週刊プレイボーイ」で右往左往
第4章 文庫編集で垣間見た別世界
第5章 出戻り「週プレ」での“サリンな”日々
第6章 「イミダス」から新書創刊へ
第7章 出版は「殿戦」である

著者等紹介

鈴木耕[スズキコウ]
1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」編集部を経て、「週刊プレイボーイ」、集英社文庫、「イミダス」などの編集長を務める。1999年、集英社新書創刊編集長となり、後に新書編集部部長に、2006年、退社、フリー編集者・ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

84
著者は集英社の編集部で『月刊明星』『プレイボーイ』『週刊プレイボーイ』などの編集に関わってきた。入社当時の編集部の内情や大きなミスを起こしてしまったこと、編集部の移動等の話を絡めて語る。’60年代から’70年代は団塊の世代がちょうど若者の頃なので青年向けの雑誌が売れた時代、様々な雑誌が溢れていた。特に『平凡パンチ』と『週刊プレイボーイ』はかかさず本屋の立ち読みをしていた。^^ SNSの発達した今、雑誌による情報の意味が薄れてきている。それでもやはり雑誌は雑誌、残ってほしいと感じた。図書館本2019/12/15

ばんだねいっぺい

27
原発にサリンにと「どう見ても矜持を持った社会派」なのにいい意味で「軽み」があるのが不思議で、こういう人ならば、ポップに広く大事なこと若い人たちに伝えられるんじゃないかと思った。インタビューの心得で「ところで」を使うなとか、「とは?」で聞くなとかそのとおりだと身に染みた。2020/08/22

フロム

14
ジャンプを除けばほぼ本流歩いてたタメ集英社の生き字引的な印象を受ける。 何故かイミダスという辞書編纂部に送られた時も虎視眈々と飯のタネを探し新書創設の構想を練ったのは流石。その新書事業部は社を挙げた事業になりエースクラスの編集者が送り込まれるのだがその中に椛島の名前が!そうジョジヨの担当者でヒエログリフ読めちゃうあの編集者である。荒木が新書で漫画術や映画の本(両方共名著)を書いたのは僕の中では相当意外だったのだがそういうカラクリか!!そラァ担当編集のお願いは無碍にできないよね。2019/01/03

ステビア

12
『月刊明星』から集英社新書まで、さまざまな場所を渡り歩いた編集者の記録。2020/03/22

てながあしなが

7
出版社の中でも集英社はどういう会社なのかと聞かれれば、「二番煎じがうまい会社」とは著者の指摘。ジャンプもプレイボーイも、月刊明星もそう。国語辞典もそうだ。著者が立ち上げた、集英社新書だって。集英社新書の成り立ちは、イミダスから来てたのか…!2019/03/15

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