西郷を破滅させた男 益満休之助

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309027371
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

中江兆民が勝海舟と図り西郷を擁した明治政府転覆計画は、なぜ歴史の闇に消えたのか? 西郷の暗黒面を支えたあの男が甦る傑作小説。

芳川 泰久[ヨシカワ ヤスヒサ]
著・文・その他

内容説明

西郷の暗黒面を支えたあの男を追え。“二度目の明治維新”は、なぜ歴史の闇に消えたのか?中江兆民とあの男が、勝海舟と図り、西郷を動かした!明治政府転覆計画が実行直前で消えた謎に迫る、傑作歴史小説。

著者等紹介

芳川泰久[ヨシカワヤスヒサ]
1951年生まれ。フランス文学者、小説家。早稲田大学仏文科卒業。同大学院後期博士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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にいたけ

42
薩摩藩の裏の仕事を行っていた益満休之助。慶応三年に西郷隆盛の命を受け、江戸にて浪人達に強盗や放火を行わせた。西郷隆盛が放った裏工作の間諜。江戸城無血開場の折り、彰義隊との戦いで死亡したとされている。が、奇跡的に生きていた。そして捨て駒として使った西郷隆盛に対してとった行動は?事実かと思いきやフィクションであった。裏工作を行う人間には消されても仕方がないという覚悟があると思うと人を裏切ってしまう行動には違和感を感じた。西郷隆盛の心を動かした動機も少し弱いと思えた。2022/04/14

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