あぁ、くたびれた。―幻の随筆集

個数:

あぁ、くたびれた。―幻の随筆集

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年03月29日 06時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309027128
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

単行本未収録集。20代から最晩年まで。恩師、ファッションの話から女優について、志賀直哉への手紙……。暮らしと生き方への思い。

高峰 秀子[タカミネ ヒデコ]
著・文・その他

内容説明

「私は、何も信用しない」激流の中で独り叫ぶ20代から結婚によって凪に向かう心の軌跡!あなたの知らない高峰秀子が、ここにいる。エッセイスト65周年未収録随筆集。

目次

1950年代(25歳~34歳)(ニッポンのスタジオ;秋山庄太郎さんのこと ほか)
1960年代(36歳~45歳)(美しく軽やかなネグリジェを;梅ゴジ ほか)
1970年代(46歳~53歳)(スーツケース;贈り物とパーティ ほか)
1980~1990年代(57歳~74歳)(こだわることは、素敵;私の大好物―「竹園」のビーフストロガノフ ほか)
2000~2010年代(76歳~86歳)(初めての銀座;谷崎潤一郎―食いしん坊の大文豪)

著者等紹介

高峰秀子[タカミネヒデコ]
1924年、函館生まれ。女優、エッセイスト。五歳の時、松竹映画「母」で子役デビュー。以降、300本を超える映画に出演。『わたしの渡世日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など著書多数。夫は脚本家で映画監督の松山善三。2009年、作家・斎藤明美を養女に。2010年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小豆姫

13
5歳の子役から、いやもおうもなく大人の世界で仕事をし常に人の視線にさらされ続けてきたということ。ちやほやされもし、様々な思惑に翻弄されもしただろう。想像しただけで、へとへとにくたびれそうだ。華やかさの陰に、どれほどの辛く悔しいギリギリの内面の闘いがあったことかと。20代から80代へ、波乱に富んだ生涯のその時々の心の声が聞こえてくる。嫌いだったという女優業を辞め、善き伴侶を得て妻として一人の女性として生きた晩年の穏やかな語りが心を打つ。2018/09/06

おーね

7
20代の高峰秀子の文章は確かにとげをまとっている印象があります。2018/10/02

チョビ

4
女優やってた頃の病みっぷりから一転、結婚後のエッセイスト兼生活アドバイザー的な仕事になってからなんと幸せそうなこと!基本的に単発で何かに寄稿したりインタビューが文章化されたものなので、松山氏の影は薄い。だが、医者になれなかった男がたった一人の人間の精神を立ち直させたのはもう、奇跡だ。パリのような男性か、悪くない。( ´艸`)(´-ω-)ウム。2018/11/21

あゆころ

3
筆者の文章がとても好きなので、新刊がでると、今からのべるようなことを絶対に言う、とわかっていながらよんでしまうすなわち、本人がエッセイ組み込まなかったような寄せ集めの文章、細切れのものをまとめて「幻の」などと銘打って売り出すことって、どうなのよ?ここに書かれている事は、生前の著書で存分に語られているし…?という事であります。 2018/12/26

chiyo

3
★3.5 一本筋の通った潔い人とは、高峰秀子のような人のことを言うのだと思う。「わたしの渡世日記」にも綴られているけれど、松山善三と結婚するまでの彼女の人生はあまりにも波乱万丈。解説で養女・斎藤明美が書いている通り、高峰秀子に消耗され尽くした平山秀子は、恐ろしく疲れていたのだろうと思う。が、そんな境遇にありながらも、己の芯がブレることは決してなく、遂には最高の理解者である伴侶と安らぎを手に入れる。私も彼女のように、好きなものに拘り、身近な人たちを大切にし、美味しいものを楽しそうに食べられる人になりたい。2018/10/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12942810
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。