出版社内容情報
モハメド・アリ×アントニオ猪木戦に隠された驚くべき真実。それぞれが辿った波瀾万丈の人生、その人間力を描く渾身の書き下ろし!
内容説明
「世紀の凡戦」、40年の生命力!奇跡的に実現したアリ×猪木戦は、二つの星の摩訶不思議な遭遇だった。20世紀最大のブラック・ヒーローとしてリング内外で闘い続けたボクサーと、世間の偏見と対峙しながら「過激なプロレス」に突き進んだレスラーは、対戦のなかで、相手に何を見たか?二つの光跡の運命的な交わりを描く、著者入魂のライフワーク。
目次
第1章 イノキ前史としての力道山時代
第2章 “世間”と“過激”
第3章 アリの筋道
第4章 イノキの筋道
第5章 未知との遭遇への牛歩
第6章 イノキ対アリ戦、観察的観戦記
エピローグ 北朝鮮のアリとイノキ
著者等紹介
村松友視[ムラマツトモミ]
1940年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。文芸誌『海』の編集者を経て、80年『私、プロレスの味方です』で作家デビュー。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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