• ポイントキャンペーン

島尾敏雄・ミホ/共立する文学―敏雄生誕100年・ミホ没後10年記念総特集

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309025926
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『死の棘』の島尾敏雄と、『狂う人』に描かれたその妻・島尾ミホの関係を描く総特集。それぞれの短篇、エッセイ。対談などを多数収録

内容説明

敏雄“病妻物”―もう一つの「死の棘」。家の中、治療、捜妻記…「死の棘」への応答―ミホ単行本未収録エッセイ他集成。島尾敏雄の文学について、夫・島尾敏雄の遺書として、日日の移ろいの中で、短歌との由縁…吉増剛造特別インタヴュー・裂断と転換―ふたりの文学が立ち上がる場所。映画『海辺の生と死』の世界。

目次

島尾敏雄
島尾ミホ
書き下ろしエッセイ
“死の棘”の影で
研究/論考
対談/鼎談
島尾ミホをめぐる映像世界

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

10
島尾敏雄とつげ義春の対談。つげの「チーコ」の作品中、小鳥が女性の鼻毛をつまむ場面を島尾がほめる。文章でくどくど説明しなければならない情景を、一画面に描いてしまう漫画に嫉妬している。しかし、あんな印象的な一コマは、生命が明敏でないと描けない。島尾の負けである。2019/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12035608
  • ご注意事項