いま知っておきたい天皇と皇室

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309025667
  • NDC分類 288.4
  • Cコード C0021

出版社内容情報

陛下の「お気持ち表明」を機に、激しい論戦が行なわれている。そもそも皇室とは何か?議論の論点は? 知りたい核心にズバリ答える!

山下 晋司[ヤマシタ シンジ]
1956年、大阪市生まれ。関西大学卒。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。『皇室手帖』編集長などを務める。現在はBSジャパン『皇室の窓』の監修ほか、各メディアで解説等を行なっている。

内容説明

天皇の退位をめぐって議論が沸騰するなかでさまざまな立場、意見の差異が鮮明になった。そこには、皇室の明日を考えるうえでひじょうに重大なポイントが潜んでいる。素朴な疑問、興味深いトピックスから掘り起こし“天皇報道”にまつわるモヤモヤを解消する!

目次

1 「天皇の退位」をめぐって浮上した重大な課題とは
2 天皇と皇室を支える「しくみ」の基礎知識
3 「天皇のお仕事」はなぜ忙しくなったのか
4 「皇室の国際親善」の本当の役割とは
5 新聞・テレビではわからない「宮内庁と皇居」の内側
6 皇室の知られざる「プライベート」を拝見
7 天皇と日本の未来のために「残された問題」とは

著者等紹介

山下晋司[ヤマシタシンジ]
1956年、大阪府生まれ。関西大学卒。皇室ジャーナリスト。23年間にわたり宮内庁に勤務、おもに報道室で、宮内記者会をはじめとする報道機関対応を担当した。2001年に退職した後は『皇室手帖』編集長などを務め、現在はBSジャパン『皇室の窓』の監修ほか、皇室解説の第一人者としてテレビ、新聞ほか各種メディアで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

42
宮内庁に23年間勤務した皇室ジャーナリストが著した入門書。知らないことばかりで勉強になります。過去の女性天皇は8人。いずれも即位後に結婚や出産はしていない為、代々男系を守れた。天皇の公的行為が近年、増えたのはソ連解体で国が増えた、副大臣など内閣の認証官が増えた、被災地のお見舞いなどが加わったため。稲作は昭和天皇が始めた。園遊会で陛下が話しかける有名人にはあらかじめピンマイクが仕込んである。宮内庁は越谷と市川に鴨場を持つ。天皇の食材は栃木の御料牧場のもの。「宮内庁御用達」は1949年で廃止されている‥‥。2017/05/14

乱読家 護る会支持!

6
象徴天皇の意味がわからなかった私ですが、僕なりにわかった気になりました。 ただただ国民の前で象徴天皇として、国民の安寧を祈り続け、そして国民の傍に寄り添い耳を傾け続ける。象徴天皇とは何か模索し続け、自らの生き方を持って、そのお姿を示されることのようです。 象徴天皇は、制度や法的なものではなく、天皇自身の使命感、責任感によって支えれているようです。一般人と皇族の差は、ますます無くなってくると思いますので、100年先を考えると、天皇家がはたして継続していけるのだろうか?とも考えました。2017/06/21

Humbaba

4
義務として行うのではなくて、必要だと思ったからこそ仕事に取り組む。そうでなければ殆ど会わないような相手の趣味など覚えようとは思わないだろう。それを誰に言われること無く、また、誇ること無く続けてきたからこそ現在の天皇陛下に対する敬愛が有り続けている。2017/09/13

すん

3
皇室典範が終身在位を規定している理由、女性天皇と女系天皇の違いなど知らなかった常識的なことなど知れた。考えた事は、天皇という日本の象徴を見たときに想起されるイメージと、私たち国民の実態はどこまで一致しているのかということ。今上天皇は象徴としてふさわしい行為を模索し実行してきたと思う。象徴天皇は国民を写す鏡になるべきだと思う。天皇は自ら望んでなったものではないのに、重責に応えてやってこられた。ならば私たちも魔法の鏡に写った姿、天皇に満足するのではなく、実態を合わせるため普段から恥ずかしくない行いをするべきだ2019/03/04

魔王

0
知っているようで知らないのが皇族だとわかった。そりゃ他の人にはできない。2017/12/14

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