さざなみのよる

個数:
  • ポイントキャンペーン

さざなみのよる

  • 木皿 泉【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 河出書房新社(2018/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 28pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 12時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309025254
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!

木皿 泉[キザラ イズミ]
著・文・その他

内容説明

「小国ナスミ、享年43。」宿り、去って、やがてまたやって来る―感動と祝福の物語。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

1007
2019年本屋大賞ノミネートということで、読みました。ノミネート作10/10、ようやくコンプリート!!! 木皿 泉、初読です。本書は、発売されてから1年以上経過しているので、新作ハンターとしては失格です。癌で亡くなった小国 ナスミを巡る群像劇、ほのぼのとした佳作ですが、本屋大賞を獲るまでの勢いはありませんでした。 2019/06/29

ろくせい@やまもとかねよし

986
人生は個人のものだけはないのだろう。ある女性の死を中心に「生」を考察する物語。自己意識は極限的に孤独でしかなく、それは大きな恐怖でもある。そのため、生きている時間の中、意識は自己を保身する利己性と他人を慮る利他性に折り合いをつけ、そのときそのときの自己正当でやり過ごす。しかし、本書は「生」が個人の意識をはるかに超越する価値だと表す。生きている私たちにとって不変な存在である時間。14のエピソードを繋ぐ時間をゆるやかではあるが、確信的に曖昧にさせ、そこで起こる日常たちを強く太く色鮮やかな糸へ優しく優しく紡ぐ。2020/12/20

ウッディ

924
43歳の若さでこの世を去ったナスミ、彼女の不器用で少し乱暴で、それでも真っ直ぐな生き方は遺された人達の心にさざなみを残し、広がっていった。淡々としながらシミジミと綴られたナスミのエピソードは、読者の心にも何かを残したような気がする。病院に出入りする人達を文字に見立てて話したナスミとのたわいない会話を回想する日出夫の気持ちが切なく、愛する人を喪った男が思い出すのは、永遠に続くと思えた幸せな日常の一コマなのかもしれない。本屋大賞候補にも納得の一冊でした。2019/05/03

抹茶モナカ

920
NHKの正月特番ドラマ『富士ファミリー』の前後の話。ナスミの死から小説が始まり、ナスミのエピソードが断章形式で積み重ねられて行く。ナスミはドラマの影響で、どうしても小泉今日子に脳内変換されてしまった。ハッとする文章がちりばめられていて、温かい眼差しの木皿泉らしい本。2018/05/31

ヲム

797
たとえ自分が死んでも、ナスミの様な感じでみんなの中にいつでも登場出来るように生きようと思いました。2018/05/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12752022
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。