少女ABCDEFGHIJKLMN

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電書あり

少女ABCDEFGHIJKLMN

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 14時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309024844
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

好き、それだけがすべてです??最果タヒがすべての少女に贈る、本当に本当の「生」の物語!

最果 タヒ[サイハテ タヒ]
1986年生まれ。詩人・小説家。二〇〇六年、現代詩手帖賞を受賞。〇七年、詩集『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。著書に『死んでしまう系のぼくらに』(詩集)、『星か獣になる季節』(小説)他多数。

内容説明

好き、それだけがすべてです。最果タヒがすべての少女に贈る、本当に本当の「生」の物語!

著者等紹介

最果タヒ[サイハテタヒ]
1986年生まれ。詩人、小説家。2006年、現代詩手帖賞を受賞。2007年、詩集『グッドモーニング』(思潮社)を上梓。同作で中原中也賞を受賞。2014年に詩集『死んでしまう系のぼくらに』(リトルモア/現代詩花椿賞を受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

398
詩人の最果タヒによる、不揃いな長さの小説が4篇。これらを共感的に読める層はさすがに限定されるだろう。もちろん、私はその限定の埒外。4篇に共通するのは(「宇宙以前」は幾分か位相は違うが)私立女子高に特有の紐帯と、そこで共有されている感性である。また、それにも関わるが、死との距離が近いことも挙げられるだろう。もっとも、一般的には女子高においても「愛」は信じられ、時には信奉さえされているが、ここではそれは不在である。一方、ナルシズムは強固なまでに健在なようにも見え、また限りなく不確かなようにも見える。2022/05/09

しんごろ

84
【サイン本】独特の世界観で、詩的要素、あるいは詩的表現の強い独特な話ばかりの短編集!この世界観はもう独特としかいいようがないですね(^^;)ちょっと自分には正直、わかりづらかったです(>_<)ひとつ言えるのはタイトルが長い!馴染む馴染まない、面白い面白くないはあなたしだいです!というような感想になっちゃいました(^^;)2016/08/12

いたろう

46
著者初読み。4編の短編。人を殺すと殺した人間を身ごもるという都市伝説を核とする「わたしたちは永遠の裸」、愛が薬品で作られる世界で、自然発生の愛の幻影を見る「きみ、孤独は孤独は孤独」。そんな設定に、いくつかの村田沙耶香の小説を思い浮かべるが、ここにあるのは、世界観がきっちりと構築されたアナザーワールドなどではなく、少女たちの感覚で繋げられた観念世界。ストーリーを語るというより、詩人らしい感性で紡がれた夢幻のイメージ。個人的には、いしいしんじの小説を思わせる大人のメルヘン、「宇宙以前」が一番好き。2016/11/22

さっとる◎

41
愛なんて言い始めるからそれがあるとかないとか信じるとか信じられないとかわかってよいやわからんよとか本物かまがい物かなんて事態になって、無償だ無償だ不幸で幸せだって言い聞かせる。少女は少女である時から愛なんて考えてて大変。地球は球であると同時にお盆みたいに平らでもあり得るし、空には果てがないって言えるのと同じくらいにお椀みたいに覆ってて終わりがあるんだって信じてる。そんな詩の世界に生きても愛に詩を求めないくらいには私は少女を通りすぎてしまった。あなたを生みたくなんてないし愛してるから死ぬなんてとんでもない。2018/03/23

31
愛ってなんだろう。かつては、恋人という人がわたしにもいましたが、愛しているという感覚はもう忘れました。確か、いろいろな感情にかられたような気はします。ひとりでいては、覚えることもないような感情です。あの日々は錯覚だったのかな。最果さんの紡ぐ言葉に、かつてを少し思ったりしました。楽になりたい、わたしもそう思います。2017/09/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11062764
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。