実話怪談 出没地帯

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309024769
  • NDC分類 147
  • Cコード C0095

出版社内容情報

映像業界・ライター時代・引退後、川奈まり子が体験した恐怖の実話、街の怪異を集めた怪談集。これは、すべて本当にあった話です。

川奈 まり子[カワナ マリコ]
女子美術短期大学卒業後、出版社デザイン室勤務、フリーライターを経てAV女優デビューし2004年に引退。山村正夫記念小説講座で小説を学び、11年『義母の艶香』で小説家デビュー。官能・怪談実話等で活躍中。

内容説明

あなたのすぐ隣にある、28箇所もの「出没地帯」

目次

怖い私
事故物件スタジオ―東京・東村山市(松寿圏スタジオ)
青山霊園で祟られた少女―東京・港区(青山霊園)
殺人ラブホテル―東京・豊島区北大塚
母校の怪談―東京・杉並区(女子美術大学付属高等学校)
蔵と白覆面―東京・品川区上大崎(目黒川)
連れて逝く人―神奈川・鎌倉市大船
開かずの邸―東京・港区西麻布
その肌、ちょうだい。―東京・新宿区~杉並区~台東区鴬谷
リフォームの跡―東京・練馬区〔ほか〕

著者等紹介

川奈まり子[カワナマリコ]
東京都生まれ。女子美術大学短期大学部卒業後、出版社デザイン室勤務、フリーライターを経て三一歳で女優デビューし2004年に引退。山村正夫記念小説講座で小説を学び、11年『義母の艶香』で小説家デビュー。以降、官能・怪談実話のジャンルで活躍しており著書多数。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スパシーバ@日日是決戦

109
{2016年} ニュースサイト「しらべぇ」に連載されたものの書籍化。ハッキリ言ってこれはシャレにならんレベルですよ! 共演者が次々と亡くなるのもそうだし、視えた日時な場所もある程度具体的に明記してある(知りたくなかった)ので怖さも倍増(涙目&脂汗)。幸運にして奇妙な出来事に一度も遭遇したことがない(たまに悪夢にうなされることくらい)ものの、遊園地のアトラクションやお化け屋敷の類いでさえ足がすくむ怖がりさんだし、特に不動産物件に纏わるものは勘弁してくださいよ~。落語「まんじゅうこわい」が限界です。2016/10/28

いたろう

51
AVの撮影は、普段、人があまり来ない建物で行われることが多く、それだけに幽霊話が多いというのは、都市伝説めいているが、元AV女優である著者本人が体験したできごととして書かれた話は、リアルで怖い。以前、都市伝説のように聞いていたAV女優たちの謎の死についても、共演したAV女優にその後死んだ人が多いと、実名を上げて書かれていて、少なくとも死んだのは事実だったのかとぞっとする。元AV女優だが、その前はフリーライター、現在は小説家という異色の著者の官能小説は読んだことがないが、この手の話はもう少し読んでみたい。2016/09/11

澤水月

37
あまりに文が達者だと思ったらそもAVいりするまえにライターだったとは。そしてロケを行うハウススタジオ・廃病院は考えてみれば訳ありな家が多いのも当たり前なわけで非常に怪異談が多いのも納得がいく。ほとんど場所が特定でき誰もが知る場所もあり…しかし共演者に早逝の人が多いという前書きが一番鳥肌が立つ、特に一般作品の自主制作で共演した普通の女性が超有名事件の被害者になったという件…2016/07/05

メタボン

30
☆☆☆ かなり怖い話が多かった。廃屋、廃病院など、その設定自体が恐ろしい。2016/11/28

フキノトウ

26
怖さを倍増させるために寝る前にチョコチョコ読み。「赤ん坊が人形を供養したとき」が人間の悪意もプラスされゾクッとしました。2017/12/21

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