出版社内容情報
誰もが他人にはできない仕事を果たしている。それが人間の真の姿だ。息をのむほど人生は面白い。老いてこそ至る自由の境地、60篇。
【著者紹介】
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内容説明
自然体で生きてきた。それが一番楽だったからだ。老いてこそ至る自由の境地!
目次
第1章 人は自分の人生も読み切れない
第2章 誰もが他人にはできない仕事を果たしている
第3章 人間の奥深さには善玉も悪玉もない
第4章 人間が人の内面を裁くことはできない
第5章 人間は、命の犠牲の上に生きている
第6章 自由への開放は、教育しか道がない
著者等紹介
曾野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。87年、『湖水誕生』で土木学会著作賞受賞。93年、恩賜賞・日本芸術院賞受賞。95年、日本放送協会放送文化賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞受賞。2003年、文化功労者となる。1995年から2005年まで日本財団会長を務める。2012年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nabe
2
自分はクリスチャンでもなく戦争体験もしていないが、著者の、自分には甘いようだが、現実の厳しくも本当のことを示す優しさには、いつも共感させられる。2016/05/01
Yukihiro Fujii
1
産經新聞連載の「透明な歳月の光」から60編が収録されている。 一編一編の内容はクリスチャンである著者の視点ではあるが、非常に素晴らしい内容で現在の日本人にとって参考になることが多い。 読んでみる価値あり…だと思う。2016/08/01
えっこ
0
所々うなづけないが、それでも今、漠然と、感じている違和感を言葉にしてくれたと思った2017/01/09