ストーカー加害者―私から、逃げてください

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309024547
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なぜ彼らはストーカー加害者にならなければならなかったのか。実際に加害者たちを取材し、その心に迫った渾身ののノンフィクション!

【著者紹介】
1964年、兵庫県生まれ。テレビ東京編成局ドラマ制作部統括プロデューサー兼テレビ東京制作チーフプロデューサー。文教大学非常勤講師。20年以上に亘り主に海外をフィールドにしたドキュメンタリーを手掛ける。

内容説明

NNNドキュメントディレクターが膨大な取材資料を元に、ストーカー加害者たち本人の生の声とその心の奥底に迫った渾身の書き下ろしノンフィクション!緻密な取材で、ストーカーの実像や加害者“治療”の必要性、さらには若者の中に増えている“ストーカー予備軍”の実態にも迫る1冊!

目次

第1章 加害者に問う1 執着型―わかっているけどやめない
第2章 加害者に問う2 求愛型―わかっていないからやめられない
第3章 ストーカー加害者へのカウンセリングに立ち会う
第4章 加害者に問う3 一方型―わかっているけどやめられない
第5章 ストーカーは病気なのか
第6章 ストーカーはなぜ増え続けるのか

著者等紹介

田淵俊彦[タブチトシヒコ]
1964年、兵庫県生まれ。ジャーナリスト、映像作家、演出家、プロデューサー。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、(株)テレビ東京に入社。20年以上に亘り、主に海外をフィールドにしたドキュメンタリーを手掛け、訪れた国は90か国を越える。文教大学、宝塚大学、和洋女子大学で非常勤講師を務める。制作会社・プロテックスのディレクターとして、NNNドキュメントの取材を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

76
《図書館》怖い。とにかく怖すぎる。今までたくさんの怖い本を読んできましたが、怖すぎて読むのを中断したのは初めて!ストーカー加害者のことを簡単に考えすぎてました。幼稚園、小学生の時から対策をしないと遅い世の中って怖すぎます。2016/12/12

ゆみねこ

74
なぜ、ストーカーになるのか?3人の例をあげながら、著者がインタビューをしてまとめ上げた一書。被害者は守られるべきことは当然ながら、警察任せで警告を発するという対策だけではダメなのだということがよくわかりました。執着型・求愛型・一方型、どれも怖いけれど、一例目の女性が特に恐ろしかったです。幼いころからの教育が大切とのこと、納得です。2016/12/19

GAKU

68
執着型、求愛型、一方型という三者のストーカー加害者インタビューと、ストーカー行為が起こる要因、対策、解決策の糸口を加害者の立場から探ろうとしている、テレビのドキュメントを書籍にまとめたもの。冒頭の「執着型」で今まで私が抱いていたストーカーの認識が大きく揺らぎました。こんな人にストーカーされたら、さぞかし恐いでしょ。ストーカー加害者を単に規制したり罰したりするだけでなく、国は本腰を入れ精神的治療まで鑑みて、対応する必要があると感じた。非常に興味深いノンフィクションでした。一読の価値あり。⇒2016/12/17

たまきら

34
先日「性犯罪者の頭の中」という本を読んで固まりましたが、思うんですー被害者へのケアと同じぐらいに犯罪者の心理やパターンの分析も重要だと。この本ではストーカーに顕著なパターン三タイプを実際に加害者となった三人へのインタビューをもとに紹介していく部分が大変参考になる。どういう人が被害者になりやすいかの分析ももっと進めてほしいし、性教育と同時にDV・ストーカー教育を必須授業に推進すべく問題提起をしている一冊です。2022/07/13

るっぴ

27
本のタイトルを見て手にした本。ストーカーをする奴は、やっぱり自己中。話にならない。2016/04/29

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