出版社内容情報
「だからこそ、続けなければ」――社員2名のちいさな出版社が、東北の声を編み、〈被災〉の記憶を記録し発信し続けた5年間の軌跡。
【著者紹介】
1962年、北海道生まれ。東北学院大学卒。フリーライター、編集者を経て05年に荒蝦夷を設立。雑誌『仙台学』、『盛岡学』、『震災学』や、「叢書東北の声」シリーズ、伊坂幸太郎『仙台ぐらし』などを刊行。
内容説明
瓦礫の中から本を編む。その時本には何ができるのか。東北の“声”を編み全国へ、そして未来へと発信しつづけた日々。
目次
プロローグ 2011年
第1章 被災地の出版社―2012年3月~
第2章 “声”を編む―2013年3月~
第3章 生きるための本の力―2013年9月~
第4章 底なしの日々―2014年3月~
第5章 記録を残し、記憶を継ぐ―2014年9月~
第6章 “被災”の未来―2015年3月~
エピローグ 2016年
著者等紹介
土方正志[ヒジカタマサシ]
1962年、北海道ニセコ町生まれ。東北学院大学卒。フリーライター/編集者を経て2000年から2004年にかけて『別冊東北学』(東北芸術工科大学東北文化研究センター/作品社)の編集を担当。2005年、宮城県仙台市に有限会社荒蝦夷設立。雑誌『仙台学』『盛岡学』『遠野学』『震災学』や「叢書東北の声」シリーズ(既刊32冊)を刊行。著書に『ユージン・スミス―楽園へのあゆみ』(偕成社/産経児童出版文化賞)など。荒蝦夷は震災後の出版活動により出版梓会新聞社学芸文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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