明日という日があるじゃないか

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明日という日があるじゃないか

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  • サイズ B40判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309024400
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

明日できることを、今日するな。愉快に人生を楽しもう!老いてますます絶好調、達人究極の生き方、36篇。単行本未収録作多数。

【著者紹介】
1923年東京生れ。慶応義塾大学仏文科卒。55年「白い人」で芥川賞、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で読売文学賞、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。95年文化勲章受章。96年逝去。

目次

第1章 気楽で間がぬけたのがいい(明日という日があるじゃないか;「少し足りない」は「スレてない」 ほか)
第2章 笑いの効用(ワラジムシ的健康法;療養ボケ―帰ってみれば、こはいかに ほか)
第3章 狐狸庵という店(狐狸庵という店;書斎のこと、好きな店のこと ほか)
第4章 知らない町を歩いてみたら(サマルカンドの石;三度目のローマ ほか)
第5章 昭和のおかげで(遠藤商会の慶応時代;思いだせば ほか)

著者等紹介

遠藤周作[エンドウシュウサク]
1923年東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。55年「白い人」で芥川賞、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で読売文学賞、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。95年文化勲章受章。96年9月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきむら

8
今までに出版された本から抜粋されたエッセイ。2017/08/07

hirayama46

2
河出書房新社から出ているこのシリーズはいかにも人生を軽く生きよう、という励まし本のようなタイトルですが、内容はそう偏ったものではないのが面白いところですね。苦学生時代の話も身につまされます。2023/09/28

Satsuki

2
家人が図書館から借りてたのをパラパラしてたら面白くめ一気読み。 やはり本物の文章を書く人はすごい。 小説も、ちゃんと読みたい。2016/10/02

クッシー

1
遠藤周作のエッセイ。ユーモラスなものからシリアスなものまである。読みやすく面白い。2018/10/07

ようこ

1
遠藤周作のエッセイ集。著作はまだ『海と毒薬』しか読めていません。最後の対談風の文章が一番印象に残りました。宗教やら哲学やら小難しいことを考えている自分と、くだらない下ネタなどを笑い、またそれに伴う哀愁に惹かれる自分とがいて、その2人の自分が反発したり認め合ったりする。恥ずかしくて人には言えないような葛藤を、上手く表現されていて感嘆します。遠藤さんの著作が益々読みたくなるエッセイでした。2016/09/18

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