ＯＰＥＲＡ

ＯＫＡＭＯＴＯ’Ｓ/草〓 洋平【著】

河出書房新社（2015/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 176p／高さ 20cm
• 商品コード 9784309024288
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

若者なら誰にでもある平凡な一日の様子を物語として構成。OKAMOTO’Sが等身大のロックオペラにしました。

【著者紹介】
2010年メジャーデビュー。中学校からの同級生4名によって結成。全員が岡本太郎好きで、メンバー全員がオカモト姓を名乗る。2015年9月、6枚目のアルバムにして初のロック・オペラ『OPERA』を発表。

内容説明

音楽好きから念願の音楽業界に入った入社二年目の富井一こと“トミー”は、会社や日常でドジばかりの、冴えない彼女なし２５歳。夜、ライブハウスやクラブに通って酒を飲み、現実逃避するのが唯一の趣味の若者だ。そんな彼はある日、ライブハウスで出会った女の子シーちゃんに淡い恋心を馳せたことから泥酔、「カギ・ケータイ・サイフ」の現代の“三種の神器”をなくして身動きがとれなくなってしまう…。ＯＫＡＭＯＴＯ’Ｓのロック・オペラが生んだ傑作ストーリー。

著者等紹介

草〓洋平［クサナギヨウヘイ］
１９７６年、東京都生まれ。クリエイティブプロダクションである株式会社東京ピストルの代表にして編集者。小説は『ＯＰＥＲＡ』が処女作となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[カジノ王]

OKAMOTO'Sというバンドの同名のアルバムに合わせて書かれた小説。章のタイトルは収録曲のタイトルであり、歌詞も掲載されています。歌詞の引用の仕方はライブハウスで歌われていたり、コンビニで流れていたり、主人公の心情を代弁していたりと小説の内容とうまくなじんでいます。アルバムは買っていないので、買ってみたくなりました。小説を入り口に音楽ＣＤを買うという、新しいプロモーションの仕方だと思いました。内容としては、結末がサイケデリックになってしまったのは残念ですが、そのほかは面白く読めました。

2015/12/10

[まつ]

読んでみたけど、アル中の人が失敗から逃れるためにまた飲んじゃって連続飲酒パターンに入っちゃうとこ、ってだけかな。

2016/10/08

[Yuki Furuna]

自分の人生そのものでびっくりした。