出版社内容情報
義務感からの“終活”準備ではなく、「死ぬまでをどう生きたいのか」「どう前向き死に備えるか」を伝える、新しい老後の生き方本。
【著者紹介】
株式会社LTN代表取締役。一般社団法人日本医療コーディネーター協会顧問。誰もが必ずいつか迎える「その時」のために情報提供と心のサポートを行う。著書に『金子哲雄の妻の生き方~夫を看取った500日~』等。
内容説明
葬儀や墓の準備より先に、するべきことがあります。あなた自身にしかできないことがある。それは人生の幕引きに向けた「生き方」を自分で決めること。それが新しい時代の“終活”です。そんなアクティブな生き方の準備を紹介します。
目次
第1章 アクティブ・エンディングとは何か?
第2章 未来のために、自分自身を知り直す
第3章 「生物としての死」について学ぶ
第4章 老後のお金を把握する
第5章 「人生の最終段階における医療」を選択する
第6章 死後に起こることを知っておく
著者等紹介
金子稚子[カネコワカコ]
ライフ・ターミナル・ネットワーク代表。雑誌・書籍の編集者や広告制作ディレクターとしての経験を生かし、誰もがいつかは必ず迎える「その時」のために、情報提供と心のサポートを行う。一般社団法人日本医療コーディネーター協会顧問。医療法人社団ユメイン野崎クリニック顧問。2012年10月に他界した流通ジャーナリスト金子哲雄の妻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
7
筆者の講演を聞いたことがある。そのときも迫力を感じたが、著書もまた。死の瞬間まで続く「生」を追求していくこと、それがアクティブ・エンディングである。人生の「終わり方」ではなく、全ての人にやってくる死に向かって「自分の命をどうしたいのか(=自分はどう生きたいのか)という問いに、向かい続けることである。」と筆者は力説する。5年後、10年後、いや、もっと早く死ぬ日が来るかもしれない。住居、生活費、死後のこと等今のうちにいろいろ考えておくべきことがある。2016/11/03
ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き
3
著者は、最近亡くなったジャーナリスト金子哲雄氏の夫人。従来の終活と違い、「死ぬまでをどう生きたいのか」を中心にサポートすることを強調していたため興味を覚えて購入、直ぐに読んでみたのだが、内容は死の準備等に必要な知識の提供に止まっている。その内容も著者の言葉に成り切っていないように感じた。著者のHPを見ても、従来とは違う特別な活動をしているようには見えない。もっともインチキだとも思わなかったのだが、どういう情報やサービスを提供するか、その具体的なビジョンがまだ出来上がっていないのだろう。今後に期待したい。2015/12/22
かんな
0
結構頑丈な造りに驚き(-.-)80歳がようやくその気になったので速やかに解体しました。柳行李。2020/11/27