削るほど良くなる文章の練習帳―すっきり!シャープ!いい文章が書ける

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309023694
  • NDC分類 816
  • Cコード C0081

出版社内容情報

「~なので」「しかし」「かなり」「基本的に」など、不要な言い回しや無駄な修飾を削れば、文章はたちまちスッキリ簡明な美文に!

【著者紹介】
1950年生まれ。早稲田大学卒。毎日新聞社会部記者などを経て朝日新聞社入社。朝日学生新聞編集部長、世論調査室次長を歴任。現在は日本大学・大学院講師。著書に『すっきり!わかりやすい!文章が書ける』など。

内容説明

「この言葉は、なくても通じる」、「この表現は、むしろないほうがよい」―。世にいわれる“名文”でも、削り込んで短くすればグッと引き締まった文章になることがわかる。文章に潜む無駄を見つける技術が身につき、筆力&読解力を確実にアップさせる書!

目次

1 基本編―無駄な表現を削ればぐんと読みやすくなる(「そして」「しかし」などの接続詞はたいてい省ける;「~だから」「したがって」は略せる場合が多い ほか)
2 中級編―意味の重複を削ればすっきりした文章になる(「こと・こと文」「の・の文」は避ける;「が・が文」は削らないとややこしくなる ほか)
3 上級編―内容を吟味して削れば洗練された文章になる(趣旨のダブリにも注意する;回りくどい表現より端的な言葉で ほか)
4 完成編―削る極意をフル活用して美しい文章にする総合練習(仕上げ問題)

著者等紹介

高橋俊一[タカハシシュンイチ]
早稲田大学卒。毎日新聞社会部記者をへて朝日新聞社入社。社会部記者、北海道報道部次長、朝日学生新聞編集部長、総合研究本部経営研究担当部長、ジャーナリスト学校主任研究員などを歴任。現在はフリージャーナリスト、コラムニストで、日本大学および大学院講師も務める。専門は、ジャーナリズム論、調査報道論、日本語文章論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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のり

4
感想や心にとどめておきたい言葉をまとめるにあたって、とても役立ちます。実際例として指定された文字数を削る問題があり、わかりやすいです。余分な語句の整理や、別の言い回しを探していくうちに筆力が磨かれる。その知識が何かを書くときに役立ち、表現力アップにつながる。2015/05/25

二階堂聖

3
例題→解説→練習問題の構成になっている。文章を削るために。という一点に対して知っておかなければならないことが取り上げられていて、タイトル通り本文もスッキリした作りになっている。即効性はありそう。 どんな文章であれ、削っていく練習を積むことで、文章上達が望めるとのこと。特に新聞コラムを削って字数を減らしていく練習法が紹介されている。 『書き写してから削り込めば、効果はさらに上がります。(P3)』2016/03/16

摩周

2
確かに削ったほうがいいね!というのがbefore->afterで書かれているので分かりやすい。頭使いますね笑 2021/05/06

uchi

2
なるほど!と唸りたく本でした。勉強になりました。2019/06/03

mahoro_sy

1
無駄が多く、まとまりがない文に悩んでいたので読みました。初級編はありきたりな内容が多いかもしれませんが、文章を書くことをはじめたばかりの初心者にとってはわかりやすく大変為になりました。 ・話を横道に逸らさない ・わかりきったことをいちいち書かない ・「私は~」「と思う」は言わなくてもわかる など「ああこれこれやってる!」と思わず付箋をつけました。 作文を始める中高生にも良い本ではないかと思います。2018/12/26

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