ゼロの日に叫ぶ―戦力外捜査官〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309023335
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

都内の暴力団が殲滅、偶然居た刑事2人も重傷を負う事件発生。それが東京中をパニックに陥れる夜の前触れだった。シリーズ第3弾!

【著者紹介】
81年千葉県生。鮎川哲也賞佳作入選『理由あって冬に出る』でデビュー。魅力的な人物や精緻な物語で注目を集めている。『ダチョウは軽車両に該当します』『パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から』等多数。

内容説明

白昼堂々、都内の暴力団が何者かに殲滅され、偶然駆けつけた刑事2人も重傷を負う事件が発生。警視庁の威信をかけた捜査が進む中、例のごとく失態をおかし戦力外となった海月と設楽は、暴力団同士の抗争であるという捜査本部の見立てからあえて外れて、単独で事件を追うことに。しかし、必死に駆け回る警察をあざ笑うかのように、東京中をパニックに陥れる夜が迫っていた…。凸凹コンビが活躍する、人気シリーズ第3弾!

著者等紹介

似鳥鶏[ニタドリケイ]
1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第十六回鮎川哲也賞に佳作入選し、創元推理文庫でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

121
実は事件は全部繋がっているのですね。かなり大掛かりな仕掛けなんだろうか。とりあえず今は「スマホ」は「スマホ」で良いよ。小説に出てきても前ほどは違和感なくなってきたし、後でどうなっても、そんな時代もあったねときっと笑って話せるからくよくよしないで今日の風に吹かれましょう。2016/08/06

ダイ@2019.11.2~一時休止

113
今回もテロ?。前作までの事件ががっつり影響してますな。名無しは〇〇だと思ってたけど全然違った・・・無念・・・っていうか未解決じゃん。2017/08/26

NADIA

99
作者特有のふんわりしたユーモラスな空気が漂いながらも、ベースのストーリーはかなりハード。背景の集団心理については都会の冷たさとして実感したことがある。帰宅途中の道で「助けて!!殺される!!」と窓から助けを求める悲鳴に、思わず顔を見合わせた女性は「ただの夫婦喧嘩かもしれないし」と素早く立ち去った。私は何かあったら後味が悪いと思い、近隣の店舗に駆け込み警察への通報依頼をした(結局、特に事件には発展しなかった)。あんなに大声で助けを求めても無視されてしまうのかと、とても怖く思ったことをこの本で思い出した。2017/10/05

巨峰

76
おしいなぁ。5分の4まで大傑作かって思いながら読んでたのに、どうもお話のたたみ方を失敗したみたい。表紙に相応に甘いキャラ、それに相反して内容はハードなこのシリーズ。無慈悲に殺人を犯しまくる最恐の敵が現れます。こんなことが起こったら本当に怖いな。テロですよねこれ。2018/09/12

hirune

76
きっかけになった犯罪がイヤ過ぎて6ページ目にして読むの止めようかと思ったんですが、読んだら面白かったんです。しかし設楽さんは今回も散々ですね、海月警部の分も引き受けて2人分酷い目に合ってるな気がする(@_@)とっても怖い話し、情報を断ち切られ操作されるのは本当に危ない事態です。一作目から関連が続いてる青梅幼女殺害事件がとんでもないモンスターを生み出したらしいのが発覚した今作、次回は最終決戦とかになるのかな?戦力外捜査官の2人がどんな目に合うか…恐ろしいなぁ。2017/02/28

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