ポップ中毒者 最後の旅

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  • サイズ A5判/ページ数 383p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309023199
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いまだにその偉業を讃える声が尽きない川勝正幸のライフワークの最終巻。愛してやまなかったデニス・ホッパーの足跡を辿る紀行など。

【著者紹介】
1956年11月21日、福岡県生まれ。2012年1月31日没。享年55。自らを「ポップ・ウィルスに感染した『ポップ中毒者』」と呼んだエディター/ライター。

内容説明

デニス・ホッパーの墓標を訪ねた旅の記録、映画監督の「耳」を語ったコラム集、そして無数の音楽と映画の記憶。旅に出たポップ中毒者=川勝正幸が、55年間に感染してきたカルチャーに捧げた「ポップ中毒者」シリーズ、未完の完結編。

目次

1 ラスト・ヴォヤージュ
2 ポップ中毒者クラシックス
3 監督の耳
4 ポップ中毒者の耳
5 唸る。
6 文化デリックのPOP寄席2008
7 ポップ中毒者とポップの偉人たち
8 ボン・ヴォヤージュ

著者等紹介

川勝正幸[カワカツマサユキ]
a.k.a.WOODY KAWAKATSU。自らを「ポップ・ウィルスに感染した『ポップ中毒者』」と呼んだエディター/ライター。1956年(昭和31年)11月21日、福岡県福岡市生まれ。2012年1月31日没。享年55。福岡県立修猷館高等学校、中央大学法学部法律学科を卒業後、広告代理店「モス・アドバタイジング」に入社。1986年に執筆家/編集者/放送作家として独立。雑誌への寄稿、映画/コンサートパンフレットの編集、CDジャケットのクリエイティヴ・ディレクションなど、その活動は多岐にわたった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

8
サブカル界の守護神だった川勝さんが亡くなられていく年月だろうか。最後の本が出てもいきなりのデニスホッパーへの偏愛にデビットリンチあたりはいつもと変わらない。サブカルってのは常にはやりを追いかけていく事象かと思っていたんだけど、そうではなくみうらじゅんさんいわく「サブカルというのは世代」と論破していたようにある時代のポップカルチャーを反駁しながら、ぐるぐると堂々巡りをする過程なのかもしれないとこの本を読んでいて面白い。老境にさしかかりつつある中で親父とは何かズルムケ感を尋ねた旅は天国でも続いているのでしょう2014/12/10

MASANARING

0
ポップ中毒者の手記。俺も手記は結構溜まってるんだけど、、。整理しようかなと思わせる一冊。2016/09/09

okbooks

0
川勝さんがピックアップする固有名詞を必死で覚えてから本屋やレコードショップに行くことがもう出来なくなった。とても悲しい。2015/05/22

hiratax

0
川勝正幸は「タッチ&バイ」の人で尋常ではないモノを持っていた。自宅火災で亡くなるも、モノの多くは別途倉庫があったともいう。私はテレビブロスを高校受験の帰りに買ったので、15歳で川勝の文章を初めて触れていることになる。受験は2月6日、7日の2日間で、もう少し遅く生まれていれば「14歳で読んだ」とうそぶけたことになる。編集者による川勝正幸その人のライナーノーツが巻末にあり、設計図を決めてから原稿を書くというスタイルが紹介されている。情報の羅列と取捨はキューレーション時代の先駆ではないか。2014/11/12

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