いい感じの石ころを拾いに

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  • サイズ A5判/ページ数 135p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309022918
  • NDC分類 458.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自分にとっていい感じのする石ころを拾いに行く……日本全国、石ころを拾い続けた紀行エッセイ。選りすぐりの石ころ写真満載!

【著者紹介】
1964年、兵庫県生まれ。約10年のサラリーマン生活を経て、作家に。著書に『晴れた日は巨大仏を見に』『だいたい四国八十八ヶ所』『四次元温泉日記』『日本全国津々うりゃうりゃ』などがある。

内容説明

北海道から離島まで、ただただ海辺にしゃがみこんで“なんてことない石ころ”を拾いつづけた紀行エッセイ。たちまち石ころが拾いたくなる、とびっきりの石ころ写真満載。素性を明かさぬ奇岩ガール、どうにも気だるそうな編集者、石ころ界のレジェンド達…とにかく、価値のある石より、感じのいい石を拾おうではないか―。

目次

ヒスイよりもいい感じの石ころを拾いに―糸魚川
メノウコレクター山田英春さんに会いに行く
東京ミネラルショーを見に行く
伊豆・御前崎石拾い行
アフリカ専門旅行会社スタッフ・久世さんの石
『愛石』編集長立畑さんに聞く
北九州石拾い行
石ころ拾いの先達渡辺一夫さんに会いに行く
大洗の坂本さん
石ころの聖地“津軽”巡礼
北海道石拾いだけの旅

著者等紹介

宮田珠己[ミヤタタマキ]
1964年、兵庫県生まれ。大学卒業後、約10年のサラリーマン生活を経て、作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

80
分類は458なんだけど、エッセイ本だと思う。KADOKAWA WEB MAGAZINE(2012年9月~2013年10月)の連載記事を1冊にまとめたもの。「いい感じの石ころ」を求めて全国の海岸に石拾いに行く。どんな石が「いい感じ」なのかを自問自答しながら、ミネラルショーを見に行ったり(しかも結構買ってしまっているw)水石専門誌『愛石』の編集長にインタビューしたり、とても活動的。▽読んているとだんだん自分も石が拾いたくなってきて、真面目に北九州の海岸に拾いに行った!楽しかった!いい本だ。2020/10/21

おいしゃん

47
浜辺の石ころというのは、宝石とはまた違った良さがあるのだなぁ。びっくりする色合いや、顔や絵のような模様があったりし、週末拾いに行きたくなる素敵な本だった。2018/05/28

したっぱ店員

44
著者の本は手元に欲しくて基本購入するのだが、テーマに若干の不安を覚えて図書館で借りてしまった。全く興味のない世界と思っていたが、海岸でなんとなく感じのいいと思う石を黙々と拾う描写を読んでいるうちに、なんだかやってみたくなった。拾った石の写真も多種多様で面白い。話を聞きに行く、石のオーソリティな皆さんも皆魅力的。買っても良かったかなー。2015/06/12

Natsuko

33
例によって図書館イベント棚より、無性にタイトルにひかれて。石に関しては全くの未知の世界であるが、月間「愛石」なる雑誌が存在することににやり。さらには「東京ミネラルショー」なるものには珍しい石を求めて長蛇の列ができており、ご来場の注意書きはまるで世界の名画展のよう。あまりの盛り上がりに「主催者もコントロール不能」らしい。著者は石拾いに関しては素人?で「いい感じの石」を目で追ってしまう程度の興味。専門家や熱狂的なマニアに教わったり、名所に同行したりするも、どこかイジっているスタンスがいい。予想以上に楽しめた。2022/02/16

スノーマン

33
今まで石に興味なぞなかったけど、読んでいるうちにじわじわと押し寄せる、『この石、欲しいかも…』の感情。この本にも書いてあったが、自分で石を見つけるから、より特別な石になる。今度から河原を見る目が変わりそうな予感。それにしても色んな石があるもんだなぁ。ミネラルショーで、高額な石を買った時の宮田さんの複雑な心境の移り変わりも面白い(笑)2014/08/24

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