出版社内容情報
マンガ『はだしのゲン』がもつ本来の魅力と作品としての可能性に迫る!田口ランディ、佐々木中、岡村幸宣、東琢磨、相澤虎之助、ほか
内容説明
“反戦・反核・平和”だけに収まらない恐るべき力を、各界の俊英たちが読み解く。
目次
インタビュー 田口ランディ―命を語る「モノ」の言葉
インタビュー 佐々木中―ゲン、爆心地の無神論者―『はだしのゲン』が肯うもの
インタビュー 卯城竜太―(Chim↑Pom)マンガの分際、アートの分際
論考 岡村幸宣―原爆表現史と『はだしのゲン』
論考 呉智英―陳腐化した正義の枠を超えて―『はだしのゲン』を読み抜くために
論考 陣野俊史―そのまま読むことの難しさについて
論考 東琢磨―忘れさせてたまるか/ええから/うたえ/さわぐんじゃ
論考 竹内美帆―マンガ論と『はだしのゲン』
エッセイ 山下陽光―猿楽町をゲンと歩く
論考 みち(屋宮大祐)―ゲンはどこへ向かったのか―インターネットで『はだしのゲン』を読む〔ほか〕